2021年5月23日日曜日

花だより 幼稚園を軽く見てはいけない オオアマドコロ

 

 幼稚園・こども園に学ぶ
 大学は高校を、高校は中学を、中学校は小学校を、小学校は幼稚園を軽く見る傾向がある。ところが、幼稚園教育こそ、自主的・自発的な活動を重視する先端の教育をしている。さらに多様な遊びは、体力強化にもなっている。幼稚園教育に学ぶところは大きい。
 幼稚園・こども園(幼保連携型)では、
(1)子どもに不足感・欠乏感をもたせる遊び環境を用意する。
(2)偽の満足感を打ち破るために、過剰な情報・資料を提供しないようにする。
(3)大人ががまんし、子どもが求めるまで待つ。
(4)多様な体験を与えることより、自分の知らない世界に挑戦するおもしろさを味合わせるようにする。
(5)遊びの中で達成感を味合わせ、新たな意欲を生み出すようにする。
(6)挑戦意欲を維持し、無気力感を回避するために、過大な目標を与えない。
(7)個人差・個性に応じた環境を設定する。
 *遊びや仲間との関係の中で挑戦する楽しさやその結果得られる達成感を育てることが小学校段階以降における「自ら学び、考える力」につながっていくのです。幼小連携が叫ばれています。小学校の先生は、幼稚園・こども園に行って、実際に見て学ぶべきです。


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