反抗期の子どもに 「母の日」特集2
私はお母さんです。あなたに「うるさいバカ」と言われたら悲しくなります。「死ね」と言われたら泣きそうになります。例え、無意識に口から出た言葉でも、お母さんは傷つきます。もう何も言い返す元気もなくなります。そんなことを言われた朝は「いってらっしゃい」を言えずに見送る時もあります。あなたは言ったことすら覚えていなくても、お母さんは忘れられません。学校へ行っていないあなたの机を見ると、ため息が出ます。反抗期だからと気持ちを整理するには時間がかかりそうです。
小さい頃から「人が聞いて嫌な思いをすることは言ってはいけません。」と教えていたはずなのに。お母さんは、大好きなあなたに対して、その様な事は言わないはずです。もし本当にお母さんが死んだらどうするの?それでも平気でいられるの?「死ね」って言う事は、いなくなって二度と会えない事なんです。よく考えると簡単に口に出してはいけない言葉だとわかるはずです。お母さんだってあなたと同じなのです。調子が悪いときや歳の為か節々が痛い時や、あなたの知らない事で悩んだりもしています。
あなたが遠足だとお母さんも前日からワクワクします。お弁当に何入れようかなあ。と考えます。参観日だって、見に行っている方なのに、あなたが発表する時は、ドキドキします。
これから先、色々な人と出会い自分を磨き成長して親離れして欲しいです。成長の中で反抗期があるとするなら、人を見下すありふれた言葉ではなく、あなたなりの言い方で、かかってきなさい。お母さんもその反抗を正々堂々受けて立とうとじゃないか。
こうした立派な母親もいれば、子育てに悩み、疲れ果てている母親、そんなことも何も気にせず能天気な母親もいます。子どもも反抗期を乗り越えて成長しますが、母親も一緒に成長します。それが子育てです。
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