こども園では、ほとんど毎日、多少天気が悪くても散歩に出かけます。年長さんは、3~4キロは平気で歩きます。
若松小学校の遠足は、高学年で25㎞歩きます。さすがに帰りはバスですが、朝は6時出発です。そのため1か月前から遠足のための歩く練習をします。遠足も大事な学習の一つです。若松小では、体力つくりの学習を“チャレンジ学習”と呼んでいます。
人間にとって立って歩くことは基本ですが、車社会になって歩くことが少なくなり、最近では健康法としてのウォーキングが注目されています。25㎞も歩くと、体力はあっても歩き方の悪い子は、20㎞を過ぎた当たりから足や腰の痛みを訴えるようになります。歩かなくなると人は、歩き方も分からなくなるようです。靴底の減り方を見ると正しい歩き方をしているか分かります。
ウォーキングのすすめ ただ散歩のように歩くのでなく、歩く姿勢やスピードなどを意識して歩く。真剣に美しく歩くためにはかなりの体力を要します。また、子どもからお年寄りまで全身運動として一番無理がなく、スポーツ経験のない人でも始められる運動です。そして、1人でできて、時間も好きなときにできる気軽さがあります。家族みんなでできるピッタリの健康法です。そのためには「正しい歩き方」を身につけることです。
正しい足の運びは、①かかと→②足の外側→③小指の付け根→④親指の付け根→⑤親指と体重移動するのがふつうです。多くの人は、親指まで体重移動せずに小指から踏み出すので、疲れやすく、足や腰に負担がかかります。また、ウォーキングのような有酸素運動は心肺機能を鍛え持久力をアップさせます。酸素摂取量の大きな人は、疲れにくく疲労回復が早いそうです。
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