2021年11月11日木曜日

花だより 新しい幼児教育の創造 ノコンギク 晩秋の斜里岳

 

 新しい幼児教育の創造
 今、認定こども園は、新しい幼児教育を目指し大きく舵を切ろうとしています。それを支えるのは保育教諭の皆さんです。保育教諭の力量が今問われています。結局のところ、幼児教育を支えているのは保育教諭であり、「保育教諭こそが原動力」なのです。しかし、現実には、「何でもこども園任せ」で保育教諭の肩に全てかかり、その職務の範囲、量、責任の重さ等に青色吐息という状況です。一時も気の休まることのない職業です。確かに、新しい時代の幼児教育の未来を背負っていくには、その質の向上は不可欠であり、保育教諭自身が努力しなければならないことですが、家庭に何を求めるか、家庭との協同作業であることを知らせる努力も必要です。また他方での人手不足の現状、過重労働の暗雲をどう取り払うか、もう一つの大きな課題があります。新規採用の募集をしても保育園やこども園は、労働条件が厳しくて人気がなく、比較的労働時間が短い幼稚園に流れてしまいます。
「教育は人なり」と言われるように、どんなに時代は変わっても、保育教諭の人間性が子どもに強い影響力を与え、教育効果に大きくかかわることは、誰もが認めるところです。従って、私たちの責任とは、教育に携わる者として教職の重要性を十分認識し、自ら進んで研究と修養に励むことです。そして、本来の仕事に専念できるように働き方改革を実行することです。岸田新総理は、保育教諭の待遇を改善し、給与をUPすると言っているので期待しています。


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