“いのち”を伝える動物園 (動物から子育てを学ぶ)
👀動物園は、動物を見せる施設ではない。動物の“いのち”を伝えるところだ。
動物たちは自然が創りあげた巧妙な子育ての仕方を見失うことなく、淡々と命をつないでいく。お乳は、子の腹を満たすだけでなく、親子の触れ合いをつくり、温もりで心にも栄養を与える。たっぷり愛情を受け、子は生きる力を身につけ成長する。やがて親になり自分が経験したことを子に伝える。実に単純だが、そこに大事なものがある。
“Education”の語源には、「お乳で育てる」とある。“いのち”の教育、その始まりは親子の触れ合いである。“いのち”はイノチからしか伝わらないのだ。(動物園長の話から)
🤷♂️こども園では、生後6か月の子から受け入れる。少子高齢化社会にあって、女性の社会進出、共働き世帯の増加、子育ては、社会全体で行う、行政が手助けするのは、当たり前になった。未満児担当の保育士は、複数の子にミルクや離乳食を与え、一日でゴミ袋3~4つ分にもなる紙オムツの処理をしている。人間社会では、自然が創りあげた巧妙な子育ての仕方を見失っているような気がする。
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