2023年6月14日水曜日

花だより マナーやルールを守る子は心の強い子 ガーベラ

 


 マナーやルールを守って、自分を抑制することを知っている子はこころが強い子です。こういうことは日頃から親がしつけることで身に付きます。

 人間は気分とか情緒で善悪を判断するのは難しいのです。例えば、ごみのポイ捨ては、今日は気分が悪いから捨ててやれ。今日は気分が良いから守ろうか。そんな曖昧なことでは世の中のルールとかマナーは守れたり、守れなかったりするのが現実です。
 ルールやマナーを守るのには何が大切なのか?
 こころの中にあらかじめ決まりごとを持つということです。ゴミはいついかなるときも捨ててはいけないという規範(モノサシ)を心の中に持てば、気分が良かろうが悪かろうか、人がいようがいまいが、心の中のモノサシに照らして行動できます。子どもの心にモノサシを持たせるのは親の役割になります。ぜひ「いいこと」「悪いこと」を区別できるモノサシを子どもの心に植え付けることが大切です。
 たいした理由もなく「今日は、学校に行きたくない。」という子がいます。すぐ「面倒くさい!」という子がほとんどです。子どもに限らず、楽な方に流れがちですが、子どもを持つ親は「率先垂範」が大切です。親自身が心を強く持つことです。
 「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京)の番組があります。さまざまな人間模様があっていい番組だと思うのですが、家についていくと8割は、散らかっているかゴミ屋敷です。「取材させてください」と言われ、「いや~、散らかっているから…」とほとんどの人は断るようですが、「いいですよ!」と散らかっているのを何も恥ずかしがらない神経がわからない?「親の顔が見てみたい!」と思うのですが、きっと親もそうだったに違いないと思ってしまいます。

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