2023年6月8日木曜日

花だより 「和」を大切にした学級経営 アヤメ

 


 教師は、保護者であれ、子どもであれ、同僚であれ、その出会いが豊かになり得るためには、まず時間を使ってその人の話に耳を傾けることが大切です。学級担任は「和」を大切にして、学級経営の中心に据えることが大切です。だれであっても受け入れる「和」の精神は、人間形成にとても大切なことです。

 AかBかと問い詰める現代の風潮ではなく、教育は、その間にある人としての哀歓や温かさ、迷いを大切にするものです。「止揚」も然り、「調和」も然り、人との出会いを大切にしながら、学校は、子どもが豊かに成長し、生きる力を備える場なのです。
 保護者対応に疲れ、辞職する先生や管理職が増えています。教員への成り手がいない原因の一つになっています。理不尽な保護者がいるのも確かですが、そうした保護者だからこそボタンを掛け違わないように、まずは耳を傾ける姿勢が必要です。


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