2023年7月15日土曜日

花だより 訓子府メロン ねむの木

 



 「訓子府といえばメロン!是非、メロンを栽培しているところを見てみたい。」という要望があり、13日(木)管内園長研修会で訓子府メロン発祥の地、清住のHISAZUMIファーム見学してきました。50mのハウスが5棟並んでいました。年々減らしているそうです。以前は100mハウスが何棟もあったそうです。
 オホーツク管内で50年、訓子府のブランド品として、愛され続けてきた「くんねっぷメロン」ですが、ここ数年、生産者の高齢化や後継者不足に伴い、生産量が減ってきている状況にあります。(手間暇かかるメロンより、玉ねぎの方が収益が高い)
 メロン栽培には、養蜂場の協力が不可欠です。訓子府には菅野養蜂場があって、受粉時期の5月中旬から6月中旬にかけて、ハウスに蜂箱の配達しています。また、町内の菓子店では、期間限定でメロンを使ったスイーツを作り販売しています。くんねっぷといえば「メロン」なのです。街灯もメロンの形、公衆トイレもメロンの形をしています。
 7月中旬から下旬にかけて収穫の最盛期を迎えます。訓子府の気候風土がメロン栽培に適しています。寒暖差と日照時間の長さから、他の有名産地に負けない甘さ、美味しさがあります。是非、ご賞味ください。
 ~美味しいメロンの見極め方~
 《メロンの選び方》
■網目が盛り上がり、均一に張っている。
■買うときに甘い匂いが強すぎない(熟しすぎ)
■外見は球形で左右対称(変形していない)
◇つるが緑でピンとしている。
◇果皮が軽く叩くと詰まった音がする。
《保存方法と食べごろ》 
□買ってきたら常温で保存する(冷蔵すると追熟しなくなる)
□購入から3~4日で甘いにおいがする。
□つるの先端が枯れてくる。
□可否を軽く叩くと少し鈍い音になる。
□尻を押すと柔らかい。
 *ポイント食べごろになったら食べる2時間前に冷蔵庫で冷やすして食べる。冷やし過ぎると甘さを感じにくくなります。
 
          

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