2023年7月22日土曜日

花だより 相談しやすい人 ヤマユリ

 

《シリーズ「いきいき子育て」》
 ~子どもが相談したくなる親は、どこがちがうのだろう~
 人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるものです。
 日頃から相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
 子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができると大きく成長するのです。
 スクールカウンセラーは言います。まず信頼されること、そのためには傾聴すること、相手を認めること。決して上から目線で話さないこと。心を開き、本音を聴けるのは、そう簡単なことではありません。時間がかかる場合があります。
 今の時代「悩みがあったら、気軽に〇〇へお電話ください」と子どもに呼び掛けても、誰も掛けてきません。掛けてくるのは、「実はうちの孫が…。」と祖父母ばかりです。
 愛を感じる親でありたいものです。
   ***子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをする***

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