「支援」の仕方には、指導する、指示する、叱る、褒める、見守る、一緒にやる、などいろいろあります。その子の状況によって使い分けることが必要です。
特支の子とかぼちゃの絵を描きました。「ここは、もっと大きく、色は黄色だけじゃないよ、…」など、一緒に丁寧に細かく描きました。上手に描けたので児童画コンクールに応募すると優秀賞を受賞しました、その子も親もとても喜んで、それからその子は絵を描くことが好きになりました。
周りの子が、「先生と一緒に描いてずるい!」と言うので、「野球の練習は、一人でやるの?監督やコーチがノックをしてくれたり、いろいろ指導してくれるでしょ。ピアノは一人で上手になるの?先生が隣に座って、教えてくれるでしょ。絵も一人で好き勝手に描いていても上手にならない。」と言いました。
「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」(イギリスのことわざ)
この意味を教員なら、理解しなければなりません。指導者の大切なことは、「やる気」にさせることで、嫌いにさせないことです。
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