面倒だからする
日常生活においては、「面倒だからする」ということを大事にしています。例えば、玄関で履物をそろえるか、そろえないか。そろえるのは面倒。だからこそするのです。面倒だと思ったときに、一呼吸置いて「どちらがよいか」を選ぶ。「これがより善く生きる力」につながります。
保護者の方には、「今」子どもを喜ばせることばかりに目を向けるのではなく、「将来」の幸せにつながる価値観を伝えることを大事にしていただきたい。子どもの価値観を伝えるのに言葉はいりません。ご自身が誠実に努力して生きる姿を見せることです。私も時に、学生に「シスターは私たちにおっしゃることを実践されていますか」と問われたら、「努力していますよ。」と答えます。一生の努力かもしれませんが、続けていくつもりです。
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺 和子(ノートルダム清心学園理事長)著より(牧野要約)
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