2024年6月22日土曜日

花だより 先輩保育士から学ぶこと ノアザミ 花菖蒲

 


 子ども(0~5歳児)が伸びる保育者のかかわり
     ~先輩保育士から学ぶこと~
 こども園に教育実習生が来ています。実習日誌のやりとり、指導担当者からのアドバイスです。
【子どもの注意を十分に引いてから、かかわる】
  子どもたちがおもちゃやブロックを使ってマイペースで遊んでいる時は、それだけが目に入って、保育者の声が入っていきません。そんな時、つい大きな声を出してしまいますが、そんな場合は、子どもの視線を追いかけて、その中に保育者が入る。子どもの注意をひくためには、保育者が動作を大きくする、声にメリハリをつける、動作と声を合わせてリズムをつくりながら子どもを巻き込んでいくようなかかわりが有効です。
【子どもに反応してもらうことで、さらに注意を引く】
 言葉かけだけでは、十分に注意を引けない場合には、一通り話しかけた(説明、指示した)後、「これからどこに行くの?」「帰ってきたら、手を…?」「それから、何があるの?」など聞き直す、子どもたちに反応してもらうことです。一方的な話しかけには注意を向かない子も、声に出したり、動作をすることで、注意が向くようになります。
 大人は「できて当たり前」と思っていることも幼児には通用しません。ちょっとした保育者のかかわり方で、できるようになります。ベテランの保育者から学ぶことは多いです。

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