2024年6月24日月曜日

花だより こども園の運動会 シロツメクサ

 

 こども園の運動会の反省から
  ~幼児の社会性や協調性、集団規律を育てるのに運動会は欠かせない~
 運動会の練習は、集合や整列などの集団行動がほとんどです。団体種目はもちろんですが、開会式、閉会式、遊戯もまた集団行動です。一人の勝手気ままでわがままな行動は許されません。
 東京オリンピック(前回)の整然とした入場行進を見て、「運動会の入場行進もこうあるべきだなあ」と幼いながら感じたものです。行進とか整列は、軍隊を連想させるということで最近は厳しい指導はしません。今回のパリオリンピックでは、入場行進どころか、選手はボートでセーヌ河を下るというのです。
 なぜ軍隊で集団行動を重要視するかといえば、それは一人の勝手気ままな行動が死やケガに直結するからです。
 弱い動物ほど群れて行動します。群れからはみ出した子どもをライオンなどの肉食動物は襲うといいます。人間にとって集団行動をきちんと身に付けるということは、身を守るという社会人としてとても大事なことなのです。
 1歳から5歳児まで園児たちは、この運動会の練習を通してぐっと成長しましました。運動会は、体力や運動能力だけでなく、集団行動から社会性や協調性、規範意識を学ぶ大事な行事なのです。時代の変化なのか、順位や勝敗を決めない、組体操のような危険なことはしない、教員の負担軽減で種目数を減らして午前中で終わらせるようになりましたが、こども園の運動会は、そうはしません。

              わが家の前 街路樹のハナミズキ

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