公立の幼稚園では、「園運営の評価を数値で示せ」そのために「目標」も数値で評価しやすい内容にするように言われているそうです。「‘教育は、そんなものではない’と反論したいところですが、公立は行政の一部なので仕方ない」とある園長先生が言っていました。
今は何でも数値化や効率化が求められています。しかし、企業経営と学校経営とは違います。北海道の学力が低く、道教委は「2020年までに全国平均まで上げる」という数値目標を掲げましたが、残念ながら未だ達成していません。教育とは人間が行うものなので、そう簡単なものではないのです。
公立の保育教諭も自治体の職員と同じ人事評価が行われるため、人事評価シートを作成しなければなりません。ところが差し戻しになりました。
~指摘事項~
*目標は、‘あいまい’な表現を使用すると評価が困難となるので、明確な表現にすること
【NGワード】使わない言葉
~頃、早めに、早期、努力する、努める、頑張る、目指す、徹底する、励む、支援する、助言する、調整する、連携する、促す、可能な限り、極力、出来るだけ、必要に応じて、積極的に、的確に、強化する、効率化する、明確化する、強化する、推進する、検討する、考慮する、~等、意欲的に、挑戦する、できれば~
まだ他にもあります。これらは普段よく使っている言葉ですが、曖昧な言葉で評価がしづらいためシートに記載するときは使わない。
それでは、どう書くか…
それでは、どう書くか…
・〇〇を 〇○までに達成する。
・〇〇まで 〇〇を支援することで 〇〇できるようにする。
と書くように求められます。
*「〇〇をしたから、子どもがこうなった。」となるくらいなら苦労はありません。そうならないのが教育の難しさなのです。とはいえ、教育界は、評価が甘いと言われています。保育教諭も組織(行政)の一員なので「郷に入れば郷に従え」です。
*「〇〇をしたから、子どもがこうなった。」となるくらいなら苦労はありません。そうならないのが教育の難しさなのです。とはいえ、教育界は、評価が甘いと言われています。保育教諭も組織(行政)の一員なので「郷に入れば郷に従え」です。
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