2020年3月14日土曜日

花だより 卒業式 ムラサキハナナ

ムラサキハナナ

卒 業 式
 職員室では、6年生担任の夏先生が、卒業式に着る着物と袴の準備や普段しない化粧をどうするか?同僚の先生に相談していました。
「せっかくきれいに化粧しても、涙でぐちゃぐちゃになってしまうだろ!」と言うと「今から、泣いていて、卒業式当日はもう涙は枯れているかもしれない。」と返ってきました。卒業式は、卒業生担任にとっても特別なものなのです。
 3月1日 斜里高校の卒業式 
 来賓控え室から式場に向かう途中、卒業生が廊下に整列している横を通ると「おはようございます」という元気よくあいさつされました。今風のブレザー姿と女子高生のミニスカートを見て、自分の高校時代との違いを感じましたが、式が始まると整然として、立派な態度に社会人としてスタートを切る心構えが感じられました。特別な趣向は無くても大変立派な卒業式でした。
 卒業証書授与の他に「皆勤賞・精勤賞」の表彰と介護ヘルパーの資格や危険物取り扱い資格、英語検定、漢字能力検定、数学検定、商業簿記検定、情報処理検定、珠算、電卓検定、ワープロ検定、ビジネスマナー検定など各種検定や資格合格者の表彰も行われました。総合学科となって2回目の卒業式を迎えましたが、総合学科としての特色ある教育活動の成果が現れてきて進学率も高くなっているそうです。
 校歌斉唱 歌っていないのは、小中学校の校長だけで、他の来賓、保護者の口も動いていました。斜里高がいかに地域と密着しているかわかりました。

2020年3月13日金曜日

花だより 「叱られる側」の子どもの立場 ユキヤナギ


 感情にまかせて叱ることとしつけとは違います                  
  ~「叱られる側」の子どもの立場も考える~
 しつけは大切ですが、しつけなくては、という気持ちから、ついたたいてしまい、その行為に歯止めがきかなくなってしまう場合もあります。子育てのイライラやストレスが、子どもへの愛情を忘れさせ、叱るという行動にすりかわっているのではないでしょうか。上手なしかり方のヒントは、「叱られる側」の子どもの立場にもなって考えること。「そう言われたら子どもはどう感じるだろうか」「子どもはどう受け止めるだろうか」まずここから考えてみましょう。子どもの心や身体を傷つけるような叱り方は、教育的な効果がないばかりでなく、児童虐待につながる可能性もあります。
  また、「自分の子だけ良ければいい」という考え方(自子主義・モンスターペアレント)が増えています。学校の窓ガラスを割った子の親が、学校に対して「石が当たったくらいで割れるガラスを使っているのが悪い。近くにそんな石が転がっているのが悪い。」と言ってくる時代になりました。

2020年3月12日木曜日

花だより 斜里の温泉 デイジー

                      デイジー
***斜里の温泉で「人は見かけによらぬもの」***
 冷えた体を温泉で温めようと斜里町内にある温泉に行ってきました。
 熱い湯につかっていると、サウナから出てきた人が水風呂にザブンと飛び込んだのです。潜ったまま10秒くらい経ってやっと浮かんできました。大柄で短髪、金のネックレス、こわそうな顔。これはまずいと思い、視線を合わさないようにして熱い湯に我慢して入っていました。すると水風呂から出ると他の客に「じいさん、背中流してやるか?」と声を掛け始めたのです。(知り合いか?と思ったがそうでもないらしい。)次に散らかっていたシャンプーボトルを並べ、シャワーを元に戻し、風呂桶を片づけだしました。(従業員か?そうでもないらしい。)最後は、床のアワをお湯で流して、「お先!」と言って出て行ったのです。一連の行動を熱い湯の中でずっと見ていたので、すっかりのぼせてしまいました。
 “斜里にはすごい人がいる”とすっかり感心しました。反面、見る目がない自分を反省して、見習いたいと思いました。
「雪解け」春近し

2020年3月11日水曜日

花だより 正しいしつけは、子どもへの大切な贈り物 キランソウ

                  キランソウ

正しいしつけは、子どもへの大切な贈り物
   子どもが相談したくなる親は、どこがちがう?
 人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるものです。
 日頃から相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
 子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができ、大きく成長できるのです。
 子どものしつけに関することは。おじいちゃん、おばあちゃんとも話し合うことが大切です。
    子どもが愛されていると実感できるコミュニケーション(やる気にさせる回転)
 「校長先生の校長室花だよりいいですね。」とあるお母さんから言われました。たとえ挨拶代わりの社交辞令であっても、うれしいものです。ましてや子どもは、褒められるとやる気が出ます。やる気が出ると成績が上がります。成績が上がるとまた褒められる。するとますますやる気を出して頑張ります。ところが、怒られるとやる気を失います。やる気がないと成績も下がります。するとまた怒ります。するとますますやる気をなくします。どっちの回転になるかは、まず「褒める」か「怒る」かがポイントになります。「怒る」(感情的)と「叱る」(さとす)は違います。ときには叱るときもありますが、やる気を起こさせるような叱り方が大切です。
 校長先生、あのね「昨日、80点と90点だったんだ。」ちょっと悔しそうな顔で言いました。「いつも100点だったら、先生は教えることなくて困るから、1つか2つくらいは間違ってもいいよ」と言っても表情は変わりませんでした。これは褒めたことにならず、回転が悪いほうへ行きそうになりました。この言い方は失敗でした。

2020年3月10日火曜日

花だより 斜里ならではの料理が食べられるお店 白梅

~斜里ならではの料理が食べられるお店紹介~
  「一度行ってみて下さい」と言われた店は?
 「これ本当に居酒屋なの?」と思う店構えで、半信半疑で縄のれんをくぐると元漁師の奥さんだったという元気のいい女将さんがいました。斜里に来たなら、ここがお薦め!と紹介されましたと言うと、今日の午前中自分で採ってきた山菜を是非食べて欲しい。というのでおまかせコースを注文しました。出てきたのは、アマドコロのマヨネーズ和え、ハマボウフウ、ミツバの山葵合えと続きました。その都度講釈があって、山菜料理のコツは、薄味にして、シャキシャキ感を残すことで山菜本来の味を引き立てるのだそうです。お店の名物料理「バターたっぷりじゃがいも煮」を持ってきたときは、隣に座って生い立ちから、漁師だった旦那さんを亡くしてからの苦労話や番屋で若い衆に料理を作っていたとき、いつか居酒屋をやろうと思っていたことなどを熱く語り始めました。つぶが出て、毛ガニの身がいっぱい入った玉子焼きが締めでした。料理も話もたっぷりいただきました。
 道南出身の女将さんは、「斜里は、海の幸、山の幸の宝庫。これほどの食材に恵まれたところはないよ。美味しい物が沢山食べられて、お客さん、斜里に来てよかったしょ。」と言っていました。

2020年3月9日月曜日

花だより 6年生と一緒に給食 紅梅

紅 梅

  ~6年生と一緒に給食~ 話題は「6年間の思い出」 
 一番は、どの子も修学旅行をあげます。2番は、5年生のときの宿泊学習です。
「修学旅行の何が楽しかったのか?」と聞くとホテルの部屋と言います。「寝食を共にする」と言いますが、どんなことで盛り上がったのかは秘密だそうです。
 いつの時代も学生時代の思い出は「修学旅行」です。何年か経ってこの子たちがクラス会をしたら、たぶん修学旅行のホテルで過ごした夜の話で盛り上がることでしょう。
 中学生になったら、先生より先輩が恐い!
 ほとんどの子が部活を頑張りたいと言っています。そこで心配なのが恐い先輩です。「1年生のときは、目立たないでおとなしくしていないといけない。服装とか、礼儀とかちゃんとしないとね。それに他の学校の子たちとも仲良くしなければならないし、中学生になったら気を遣うよね。」と言っていました。
 3月に入ると、卒業生を校長室に読んで一緒に給食を食べながら、話を聞くのですが、今年は、コロナウィルスの臨休で、できなくなってしまいました。

2020年3月8日日曜日

花だより 家庭の教育力が低下した背景 辛夷

ずいぶん厳しく叱られたけど、今では感謝している。
 いけないことをいけないことと思わない子どもが増えています。「自分さえ良ければいい」「ルールを守らない」という人は、なかなか人から信頼されないものです。間違った行いは本気で叱り、その場で正すことが本当の愛情です。「自分の子だけ良ければいい」という考え方(自子主義)は止め、叱るときには何がいけないのか、理由をきちんと伝えましょう。また、気分や感情に流されず一貫性をもって叱ることも大切です。そして、親自身もルールに反することはしないように気を付けましょう。子どもに信頼され、尊敬される親であり続けるためにも家庭の教育力をどう高めるか?教育再生会議で問題になりました。「国が家庭教育に介入するな!」という意見もあります、何もしないと何も変わりません。
  家庭の教育力が低下した背景 (道立生涯学習推進センター調べ)
①核家族化 ~ 蓄積されてきた様々な知識経験、技術などが親子の間でとぎれる。
②少 子 化~過保護、過干渉の子を生み出す原因になる。
③女性の社会的進出~ 仕事と子育ての両立に悩む問題が指摘されている。
④離婚率の増加~教育的機能を十分に果たし得ない単身家族が増加している。
⑤家族を取り巻く環境変化~子どもの仲間集団も同年齢化、少子化し、その教育機能を衰退させている。                      
⑥子どもの生活・環境が大きく変化~親と子の関係を希薄化し、子どもの孤 立化を助長すしている。
 とは言え、たとえば、今から祖父母と同居できるでしょうか?女性だって働きたい。それに夫の収入だけで生計をたて、子どもを4人も5人も産んで育てることができるでしょうか?子どものためにと夫婦不仲を我慢して、夫婦生活を続けるのが本当に良いのでしょうか?子どもからテレビゲームを取り上げ、「外で遊びなさい。」と勇気を持って言える親がどれだけいるでしょうか?
 課題をあげるのは簡単ですが、それをどう解決したらいいのか難しいところです。