キランソウ
子どもが相談したくなる親は、どこがちがう?
人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるものです。
日頃から相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができ、大きく成長できるのです。
子どものしつけに関することは。おじいちゃん、おばあちゃんとも話し合うことが大切です。
子どもが愛されていると実感できるコミュニケーション(やる気にさせる回転)
「校長先生の校長室花だよりいいですね。」とあるお母さんから言われました。たとえ挨拶代わりの社交辞令であっても、うれしいものです。ましてや子どもは、褒められるとやる気が出ます。やる気が出ると成績が上がります。成績が上がるとまた褒められる。するとますますやる気を出して頑張ります。ところが、怒られるとやる気を失います。やる気がないと成績も下がります。するとまた怒ります。するとますますやる気をなくします。どっちの回転になるかは、まず「褒める」か「怒る」かがポイントになります。「怒る」(感情的)と「叱る」(さとす)は違います。ときには叱るときもありますが、やる気を起こさせるような叱り方が大切です。
校長先生、あのね「昨日、80点と90点だったんだ。」ちょっと悔しそうな顔で言いました。「いつも100点だったら、先生は教えることなくて困るから、1つか2つくらいは間違ってもいいよ」と言っても表情は変わりませんでした。これは褒めたことにならず、回転が悪いほうへ行きそうになりました。この言い方は失敗でした。
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