ムラサキハナナ
職員室では、6年生担任の夏先生が、卒業式に着る着物と袴の準備や普段しない化粧をどうするか?同僚の先生に相談していました。
「せっかくきれいに化粧しても、涙でぐちゃぐちゃになってしまうだろ!」と言うと「今から、泣いていて、卒業式当日はもう涙は枯れているかもしれない。」と返ってきました。卒業式は、卒業生担任にとっても特別なものなのです。
3月1日 斜里高校の卒業式
来賓控え室から式場に向かう途中、卒業生が廊下に整列している横を通ると「おはようございます」という元気よくあいさつされました。今風のブレザー姿と女子高生のミニスカートを見て、自分の高校時代との違いを感じましたが、式が始まると整然として、立派な態度に社会人としてスタートを切る心構えが感じられました。特別な趣向は無くても大変立派な卒業式でした。
卒業証書授与の他に「皆勤賞・精勤賞」の表彰と介護ヘルパーの資格や危険物取り扱い資格、英語検定、漢字能力検定、数学検定、商業簿記検定、情報処理検定、珠算、電卓検定、ワープロ検定、ビジネスマナー検定など各種検定や資格合格者の表彰も行われました。総合学科となって2回目の卒業式を迎えましたが、総合学科としての特色ある教育活動の成果が現れてきて進学率も高くなっているそうです。
校歌斉唱 歌っていないのは、小中学校の校長だけで、他の来賓、保護者の口も動いていました。斜里高がいかに地域と密着しているかわかりました。
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