ずいぶん厳しく叱られたけど、今では感謝している。
いけないことをいけないことと思わない子どもが増えています。「自分さえ良ければいい」「ルールを守らない」という人は、なかなか人から信頼されないものです。間違った行いは本気で叱り、その場で正すことが本当の愛情です。「自分の子だけ良ければいい」という考え方(自子主義)は止め、叱るときには何がいけないのか、理由をきちんと伝えましょう。また、気分や感情に流されず一貫性をもって叱ることも大切です。そして、親自身もルールに反することはしないように気を付けましょう。子どもに信頼され、尊敬される親であり続けるためにも家庭の教育力をどう高めるか?教育再生会議で問題になりました。「国が家庭教育に介入するな!」という意見もあります、何もしないと何も変わりません。
家庭の教育力が低下した背景 (道立生涯学習推進センター調べ)
①核家族化 ~ 蓄積されてきた様々な知識経験、技術などが親子の間でとぎれる。
②少 子 化~過保護、過干渉の子を生み出す原因になる。
③女性の社会的進出~ 仕事と子育ての両立に悩む問題が指摘されている。
④離婚率の増加~教育的機能を十分に果たし得ない単身家族が増加している。
⑤家族を取り巻く環境変化~子どもの仲間集団も同年齢化、少子化し、その教育機能を衰退させている。
⑥子どもの生活・環境が大きく変化~親と子の関係を希薄化し、子どもの孤 立化を助長すしている。
とは言え、たとえば、今から祖父母と同居できるでしょうか?女性だって働きたい。それに夫の収入だけで生計をたて、子どもを4人も5人も産んで育てることができるでしょうか?子どものためにと夫婦不仲を我慢して、夫婦生活を続けるのが本当に良いのでしょうか?子どもからテレビゲームを取り上げ、「外で遊びなさい。」と勇気を持って言える親がどれだけいるでしょうか?
課題をあげるのは簡単ですが、それをどう解決したらいいのか難しいところです。
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