葬 儀
小学1年生と保育所に通う2人の姉妹を残して、若いお母さんが亡くなりました。
葬儀には、多くの子ども連れの参列があって、斎場は、すすり泣く声に包まれました。そんな中で子どもたちは約1時間、騒ぐことなく緊張した趣でじっと座っていました。「お行儀よくさせたいなら、葬儀に連れて行け」とよく言われます。厳かな雰囲気を感じ取り、大概の子はおとなしくしているものです。突然、母親を失った姉妹は、まだ実感がないのでしょう。友だちの顔を見つけると笑顔さえ浮かべていました。また、その姿がさらに涙を誘いました。
葬儀が終わって数日後、父親と姉妹が学校を訪れました。近くに祖父母が居るそうですが、これからは3人で暮らすと言っていました。「お父さん一人で、2人のお子さんの面倒を見るのは大変ですね。」と声をかけると、「これまでも1週間に一度は、妻が入院していた札幌の病院を行き来して、そして、2人の子を見てきました。これからも頑張っていきます。」と礼儀正しく、真面目なお父さんでした。それだけにこれからの苦労は並大抵ではないことが想像できます。「頑張ってくださいね。」という言葉しかかけることができませんでした。本当の寂しさや悲しさは、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年後にやってくるものです。二人の姉妹から笑顔が消えないことを祈るばかりです。
1年生の教室前に、七夕の短冊が飾ってあります。「ピアノのせんせいになって、みんなにいっぱいおしえてあげたい。」その子が星に願ったことです。お母さんは、ピアノの先生でした。
2019年8月6日火曜日
花だより クサキョウチクトウ 葬儀
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年8月5日月曜日
花だより サルスベリ 夏休みの思い出(赤ペン)
~夏休みの絵日記から~
キャンプや旅行、花火大会を見に行ったことなどが多い絵日記の中で、目に止まったのがこれです。
~7月26日(くもり) きょう、じてん車にのりました。お母さんとのりました。じてん車で遠いところまで行きました。たのしかったです。~
赤ペンでコメントを入れるとしたら、~「遠い」が漢字で書かれていました。お母さんに聞いたのでしょうか?仲のいい親子の姿が目に浮かびます。遠いところとは、どこなのでしょうか?~
■夏休みの出来事■
お盆、実家に帰ったときおそば屋さんで、教え子のお母さんと10数年ぶりに会いました。「牧野先生じゃないですか?けんすけは、この近くの〇〇に勤めているんですよ。2年生のときに描いた絵、まだ玄関に飾ってあるんですよ。」と声をかけられました。
“ああ~!、夏休みに描いたキタキツネの絵だ。”確か~とてもじょうずにかけました。げんかんにかざってもらって、みんなに見てもらいましょう!~と赤ペンで書いた記憶がよみがえりました。
日記や図工の作品、テストや家庭学習には、必ず短くてもコメントを書くのは、どの先生もやっていることだと思います。赤のボールペンは、固くてどうも書きづらいので、最近は見られなくなった赤のソフトペン(インク式で先がフェルトになっている。)を使っていました。
誕生日にクラスの子どもたちから、赤いソフトペンをプレゼントされたことがありました。手紙が添えられていて、「まきの先生、いつも赤ペンでいろいろかいてくれてありがとうございます。赤ペンが太くなってきたので、新しいのにしてください。」と書かれてありました。ソフトペンは、先が柔らかいので、使っているうちにだんだんと太くなってくるのです。当時、1本200円だったと思います。一人10円ずつ出して買ったものでした。
キャンプや旅行、花火大会を見に行ったことなどが多い絵日記の中で、目に止まったのがこれです。
~7月26日(くもり) きょう、じてん車にのりました。お母さんとのりました。じてん車で遠いところまで行きました。たのしかったです。~
赤ペンでコメントを入れるとしたら、~「遠い」が漢字で書かれていました。お母さんに聞いたのでしょうか?仲のいい親子の姿が目に浮かびます。遠いところとは、どこなのでしょうか?~
■夏休みの出来事■
お盆、実家に帰ったときおそば屋さんで、教え子のお母さんと10数年ぶりに会いました。「牧野先生じゃないですか?けんすけは、この近くの〇〇に勤めているんですよ。2年生のときに描いた絵、まだ玄関に飾ってあるんですよ。」と声をかけられました。
“ああ~!、夏休みに描いたキタキツネの絵だ。”確か~とてもじょうずにかけました。げんかんにかざってもらって、みんなに見てもらいましょう!~と赤ペンで書いた記憶がよみがえりました。
日記や図工の作品、テストや家庭学習には、必ず短くてもコメントを書くのは、どの先生もやっていることだと思います。赤のボールペンは、固くてどうも書きづらいので、最近は見られなくなった赤のソフトペン(インク式で先がフェルトになっている。)を使っていました。
誕生日にクラスの子どもたちから、赤いソフトペンをプレゼントされたことがありました。手紙が添えられていて、「まきの先生、いつも赤ペンでいろいろかいてくれてありがとうございます。赤ペンが太くなってきたので、新しいのにしてください。」と書かれてありました。ソフトペンは、先が柔らかいので、使っているうちにだんだんと太くなってくるのです。当時、1本200円だったと思います。一人10円ずつ出して買ったものでした。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年8月4日日曜日
花だより エンドウマメ 豪華客船「飛鳥Ⅱ」で行くクルージングの旅
夏休みの思い出 豪華客船「飛鳥Ⅱ」で行くクルージングの旅
50,142トン、全長241m、全幅30m、乗客最大900名、乗組員440名、客室462室、日本最大の豪華客船が7月23日網走港に入港し、市民100名限定の船内見学会が開かれました。(応募は1,000を超えた)運良く抽選に当たりました。豪華客船と言うこともあり、ちょっとおしゃれをして参加しました。近づくと白い壁のような船体、写真を撮ろうとしても全体が入りません。
豪華ホテルのロビーのよう?と言っても(豪華ホテルを知っているわけではありませんが)ロビーからエレベーターで11階まで行くと、そこにはプールがあって、隣のグランドスパには大きな展望浴場があります。全室海側窓付、全室バスタブ付き、バルコニーつきキャビン、メインダイニング以外に寿司、グリルなど、食のバリエーションが豊富…。映画館にダンスホール(毎日ショーが行われる)、アスレチックスなど、ショッピング街もあり、ひとつのマチをそのまま詰めたような各種施設の充実ぶりに驚きました。
「夏休み、こんな船で旅行ができたらいいなあ。」と「料金は?」と聞くと「一泊約5万円と考えていただければ…。ただし、食事など全て込みの料金になっています。」ガイドのお姉さんの説明にただ「へえ~!」とうなずきながら、豪華クルージングをしたつもりで約1時間の船内見学を楽しんできました。
50,142トン、全長241m、全幅30m、乗客最大900名、乗組員440名、客室462室、日本最大の豪華客船が7月23日網走港に入港し、市民100名限定の船内見学会が開かれました。(応募は1,000を超えた)運良く抽選に当たりました。豪華客船と言うこともあり、ちょっとおしゃれをして参加しました。近づくと白い壁のような船体、写真を撮ろうとしても全体が入りません。
豪華ホテルのロビーのよう?と言っても(豪華ホテルを知っているわけではありませんが)ロビーからエレベーターで11階まで行くと、そこにはプールがあって、隣のグランドスパには大きな展望浴場があります。全室海側窓付、全室バスタブ付き、バルコニーつきキャビン、メインダイニング以外に寿司、グリルなど、食のバリエーションが豊富…。映画館にダンスホール(毎日ショーが行われる)、アスレチックスなど、ショッピング街もあり、ひとつのマチをそのまま詰めたような各種施設の充実ぶりに驚きました。
「夏休み、こんな船で旅行ができたらいいなあ。」と「料金は?」と聞くと「一泊約5万円と考えていただければ…。ただし、食事など全て込みの料金になっています。」ガイドのお姉さんの説明にただ「へえ~!」とうなずきながら、豪華クルージングをしたつもりで約1時間の船内見学を楽しんできました。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年8月3日土曜日
花だより ニチニチソウ 論語読みの論語知らず
“論語読みの論語知らず”
「論語」~自分を磨く200の言葉~ 岬龍一郎著
子曰「学問は人格形成が第一」
人は、家に居るときは父母や年長者に孝行を尽くし、家から外に出たときは年配者に敬意を払い、信用信頼をもって世間の人に親切を尽くし、困らせることなく、人徳を備えた人物になるように努力することだ。これらのことを実行して、さらに余力があるならば、本を読んで教養をつけるとよい。
さらに、子曰く「文章の目的」文章の目的は相手にわからせることであって、美辞麗句を並べて飾り立てることではない。まさしく孔子様の言う通りです。
中国では過去の遺物?「論語」は、約2500年前の中国で誕生した孔子とその弟子たちによる「言行録」です。孔子の死後、孫弟子たちが、孔子の教えを忘れないようにと記録したもので、儒教の聖典と呼ばれています。「論語」は日本人の道徳観の基本であり、政治家や経営者たちがよく座右の書としています。
「富と人倫の道」 孔子が「この国は盛んだから、人が多いな。」というと、弟子が「これだけ国民がいると、先生は次に何をされますか。」と聞いた。孔子は答えて「国民がみんな裕福になれるようにしたいな。」と、さらに弟子が「裕福になったあとは、何をされますか。」「そうだな、彼らを教育して人倫の道を教えたいな。」と答えた。とあります。
全ての中国人は、「論語」を学び儒教を尊ぶ倫理観をもった人たちであると思っていましたが、現在の中国人(文化大革命以後)は、ほとんど知らないそうです。互いに「論語」を大切にする国であれば、争いや行き違いなど、解決できるように思うのですが…。
「給料をあげる方法」 弟子が孔子に、「役人となって給料をもらうにはどうすればよいか。」を聞いた。
孔子は答える。「言動を正し、よいことを聞いて疑わしことは取り除き、間違いないと信じることだけ人に語るようにすれば、他人から咎められることはない。また善行を見て、確信がないことは取り除き、道義に従えば後悔することはない。言動を正せば、人の信用が得られ、上司からも登用されるようになり、求めなくてもおのずから俸給は得られるものである。」と「論語」も最近の中国の言動を見ていると全く説得力のない聖典に思いますが、そんな中国だから「論語」が生まれたともいえます。日本人として、教育者として、古典から学ぶべきことは多いと思います。
北海道も猛暑で30度超の日が続いています。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年8月2日金曜日
花だより サギソウ 学校の先生に求められる木目澤教育長流12のK
≪学校の先生に求められる木目澤教育長流12のK≫
激務といわれる先生方に、時間外勤務をせざるを得ない状況を考えたとき、先生方に必要な事柄をあげてみましたら、たくさんの要素が出てきました。
① 健 康:自分も周りの人も心身も健康であることを第一に重視する人
② 感 謝:自分が受けた行為や親切をありがたく感じる心をもつ人
③ 感 動:毎日の暮らしや生活の中で深く物事を感じて心が動く人
④ 感 激:他人の優れた行動や素晴らしさを見聞きし、心が動かされる人
⑤ 向上心:人に教わらず、学ばず、読まずして、良き社会人になれないことを理解できる人
⑥ 好奇心:珍しいことや未知の事象に対して、強い興味や関心を持ち豊かな心を養う人
⑦ 研究心:物事や真実などを求め、果敢に学問的に深く調べたり考えたりする人
⑧ 協調心:一人の社会人として、多くの同僚や地域の人々と相接して仕事ができる人
⑨ 観察力:細やかな部分や人の心の奥深くまでも注意深く見つめる心眼をもつ人
⑩ 行動力:困難が伴って自己改革や改善のために、実践を深める実際に心身を動かす人
⑪ 教育力:子どもがいるから学校があり、地域があって仕事ができることを喜び使命感に燃える人
⑫ 休養力:体や心の緊張を休めて、次の活動に力を蓄えることができる人
*「12のK」を「12の嫌い」と読んではいけません。教師は研修(研究と修養)が大切だと言われます。
このKはまさに修養の部分です。「教育は人なり」12のKが備わるよう努力しなければなりません。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年8月1日木曜日
花だより アサガオ ヒマワリ 生活保護を受けて楽に暮らしたい
北海道学力危機 読売新聞より ~現場からの声~
家庭環境の影響・ゲームの功罪・低下する親の意識
「生活保護を受けて楽に暮らしたい。」
札幌市内の小6の男子が綴った“将来の夢”だ。勉強をするように指導した際に返ってきた言葉も「生活保護をもらうからいいよ。」だった。かつては、勉強が苦手な子どもでも、励ませば元気な言葉が返ってきた。今は淡々とした表情で「勉強しなくても何とかなるから」という子が多い。学ぶことをあきらめている子もいると感じている。(札幌市内の教員)
道内は全国平均よりも雇用状況が厳しい、所得も低く、母子家庭も多い。「複雑な家庭環境の子は、やはり問題を抱えているケースが多い。そして、道内の家庭の複雑さは昔の比ではない。」
「クラスの半分は、自宅でテレビゲームをやりたい放題。ゲームが子守代わりになっている。」
親にはゲームの時間を決めるようにアドバイスしているが、4時間から6時間もゲームに浸る子も少なくない。学校に来なくなった子の自宅に行って驚いた。汚れた部屋の中に立派なパソコンが2台。ここでは親子でゲーム漬けの生活を送っていた。ゲームやテレビを見る時間が多ければ、寝る時間も遅くなり、眠たくて授業に集中できない。当然学力にも影響する。(道央の教員)
授業参観で教室内でも私語をやめない母親たちの姿
「もはや教師は尊敬の対象ではない。」というのが多くの教員の実感だ。学校を見る親たちの目も厳しくなり、放課後の職員室では、教師が校内での子どものけがやトラブルについて保護者への連絡に追われる姿は当たり前になっている。(道東の教員)
教員の権威が無くなり、親から『先生の言うことを聞け』と教えられない子は多い。そういう子が数パーセントいるだけでも、学級経営に支障をきたす。子どもたちが教師の指示を聞かずに授業が成り立たない「学級崩壊」の背景には、こんな教師や学校を軽視する親の意識があるという。
読売新聞で実施した世論調査では、学力低迷の原因を「家庭」とする人は最多の69%に上がっている。
家庭環境の影響・ゲームの功罪・低下する親の意識
「生活保護を受けて楽に暮らしたい。」
札幌市内の小6の男子が綴った“将来の夢”だ。勉強をするように指導した際に返ってきた言葉も「生活保護をもらうからいいよ。」だった。かつては、勉強が苦手な子どもでも、励ませば元気な言葉が返ってきた。今は淡々とした表情で「勉強しなくても何とかなるから」という子が多い。学ぶことをあきらめている子もいると感じている。(札幌市内の教員)
道内は全国平均よりも雇用状況が厳しい、所得も低く、母子家庭も多い。「複雑な家庭環境の子は、やはり問題を抱えているケースが多い。そして、道内の家庭の複雑さは昔の比ではない。」
「クラスの半分は、自宅でテレビゲームをやりたい放題。ゲームが子守代わりになっている。」
親にはゲームの時間を決めるようにアドバイスしているが、4時間から6時間もゲームに浸る子も少なくない。学校に来なくなった子の自宅に行って驚いた。汚れた部屋の中に立派なパソコンが2台。ここでは親子でゲーム漬けの生活を送っていた。ゲームやテレビを見る時間が多ければ、寝る時間も遅くなり、眠たくて授業に集中できない。当然学力にも影響する。(道央の教員)
授業参観で教室内でも私語をやめない母親たちの姿
「もはや教師は尊敬の対象ではない。」というのが多くの教員の実感だ。学校を見る親たちの目も厳しくなり、放課後の職員室では、教師が校内での子どものけがやトラブルについて保護者への連絡に追われる姿は当たり前になっている。(道東の教員)
教員の権威が無くなり、親から『先生の言うことを聞け』と教えられない子は多い。そういう子が数パーセントいるだけでも、学級経営に支障をきたす。子どもたちが教師の指示を聞かずに授業が成り立たない「学級崩壊」の背景には、こんな教師や学校を軽視する親の意識があるという。
読売新聞で実施した世論調査では、学力低迷の原因を「家庭」とする人は最多の69%に上がっている。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
2019年7月31日水曜日
花だより チングルマ 3つ叱って、5つ褒め、7つ教える
見えぬけれどもあるんだ 見えぬものでもあるんだよ
~ 金子みすずの詩 「星とたんぽぽ」の一節から ~
子どもの言葉や行動の裏には、見えないけれどもそれなりの理由が必ずある。一人一人の子どもの内には、見えないけれども可能性の芽が必ずある。そうした見えないけれどもあるものに、思いを馳せたい。今は見えないけれども、子どもの持っている可能性を信じ、それを引き出し、伸ばしてやりたい。
教育の営みは、こうした見えないものに対して想像力を働かせ、心に引き寄せ、温かく見守り、大事に大事に育てていくことに他ならない。
◎子どもを「育てる」教師のチカラ (季刊2010日本標準)
あまたある職業の中から「教師になりたい」と思い、その夢を実現したのが、教師であるあなたです。教師になったからには、子どもを「育てる」ことのできるホンモノの教師をめざすべきです。ホンモノの教師とは、教える技を持った教師です。子どもを観る眼と心を持った教師です。そして、多くの教師と出会い、つながりをつくることです。
◎カリスマ教師 学校は勉強の場です。教師は教える人という制度的権威の正当性を有しています。それがカリスマ性です。その教師がカリスマ性を失えば、学校と教師は尊敬と憧れの対象ではなくなります。カリスマの保持者は、カリスマ性を手放せば集団は混乱します。その結果、暴れ回る子ども、引きこもる子ども、更に、いちゃもん保護者という怪物が出現します。学校(教師)が活気を失えば、日本は衰退します。今、求められているのは(教育改革)、教師に自信を持たせ、その得意技を見せる場をつくることです。(教えるプロとしての指導力向上=カリスマ性の発揮) それではどうすればカリスマ性が身に付くのでしょうか? 持って生まれた素質ばかりでなく、研修(校内研修だけではなく、広い意味での研究と修養)で磨かれるものです。
◎教職の特殊性と研修
教員は、専門職としての免許制度によって、大学での教育など、一定の高度な養成教育を受け、教員として必要な知識・技術を身につけて、さらに難関の採用選考試検を突破してなった職業です。その意味では、もともと職務遂行能力の高い人々が従事する職業です。(少なくとも世間はそう見ています。)また、専門的技術水準の維持や高度な職業倫理の確保が社会的に見て特別に重要な教員の場合は、特に研修による専門家あるいはプロフェッショナルとしての能力の開発に努めなければなりません。
仮に非常に優秀な人材だとしても、充実した職務遂行には、養成段階での力量のままであっては不十分であり、また、その後の経験や学習を通して学んだ能力の向上だけでは完全ではありません。現代のようにたえず進展・変化する社会に対応するためには、教育者として実践的指導力など資質・能力の向上が求められています。まさに教師も生涯学習なのです。自分自身が研修に真剣に取り組む姿勢そのものが、子どもたちの学習に対して、なにものにも優る教育的効果があるのです。
◎「3つ叱って、5つ褒め、7つ教えなければ、子どもは育たない。」と言われます。
教育で大事なことは、「叱るより、褒めた方がいい。」と思われがちですが、そうではなく、一番大事なことは、知らないことを「教える」ということです。教えることに躊躇する必要はないのです。教師は、教えるのが仕事です。
~ 金子みすずの詩 「星とたんぽぽ」の一節から ~
子どもの言葉や行動の裏には、見えないけれどもそれなりの理由が必ずある。一人一人の子どもの内には、見えないけれども可能性の芽が必ずある。そうした見えないけれどもあるものに、思いを馳せたい。今は見えないけれども、子どもの持っている可能性を信じ、それを引き出し、伸ばしてやりたい。
教育の営みは、こうした見えないものに対して想像力を働かせ、心に引き寄せ、温かく見守り、大事に大事に育てていくことに他ならない。
◎子どもを「育てる」教師のチカラ (季刊2010日本標準)
あまたある職業の中から「教師になりたい」と思い、その夢を実現したのが、教師であるあなたです。教師になったからには、子どもを「育てる」ことのできるホンモノの教師をめざすべきです。ホンモノの教師とは、教える技を持った教師です。子どもを観る眼と心を持った教師です。そして、多くの教師と出会い、つながりをつくることです。
◎カリスマ教師 学校は勉強の場です。教師は教える人という制度的権威の正当性を有しています。それがカリスマ性です。その教師がカリスマ性を失えば、学校と教師は尊敬と憧れの対象ではなくなります。カリスマの保持者は、カリスマ性を手放せば集団は混乱します。その結果、暴れ回る子ども、引きこもる子ども、更に、いちゃもん保護者という怪物が出現します。学校(教師)が活気を失えば、日本は衰退します。今、求められているのは(教育改革)、教師に自信を持たせ、その得意技を見せる場をつくることです。(教えるプロとしての指導力向上=カリスマ性の発揮) それではどうすればカリスマ性が身に付くのでしょうか? 持って生まれた素質ばかりでなく、研修(校内研修だけではなく、広い意味での研究と修養)で磨かれるものです。
◎教職の特殊性と研修
教員は、専門職としての免許制度によって、大学での教育など、一定の高度な養成教育を受け、教員として必要な知識・技術を身につけて、さらに難関の採用選考試検を突破してなった職業です。その意味では、もともと職務遂行能力の高い人々が従事する職業です。(少なくとも世間はそう見ています。)また、専門的技術水準の維持や高度な職業倫理の確保が社会的に見て特別に重要な教員の場合は、特に研修による専門家あるいはプロフェッショナルとしての能力の開発に努めなければなりません。
仮に非常に優秀な人材だとしても、充実した職務遂行には、養成段階での力量のままであっては不十分であり、また、その後の経験や学習を通して学んだ能力の向上だけでは完全ではありません。現代のようにたえず進展・変化する社会に対応するためには、教育者として実践的指導力など資質・能力の向上が求められています。まさに教師も生涯学習なのです。自分自身が研修に真剣に取り組む姿勢そのものが、子どもたちの学習に対して、なにものにも優る教育的効果があるのです。
◎「3つ叱って、5つ褒め、7つ教えなければ、子どもは育たない。」と言われます。
教育で大事なことは、「叱るより、褒めた方がいい。」と思われがちですが、そうではなく、一番大事なことは、知らないことを「教える」ということです。教えることに躊躇する必要はないのです。教師は、教えるのが仕事です。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長 令和8年3月退任
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