【平成18年度 北見市立若松小学校 学校便りから】
《ふれあい市長室(北見市長が若松自治会と懇談)》に出席して
若松クラブで11:00~12:00まで 大変わかりやすく話されました。一部を紹介します。
ふ~普段着で れ~連帯意識を持って あ~明るいまちをめざして い~いっしょに考える
【市長の今年の目標】
いま、時代の転換点!行政も市民も変わる!私たちは挑戦していく!
2006年3月5日(日)1市3町合併で新北見市誕生!!
~ひと・まち・自然きらめく オホーツク中核都市~
のんたの湯や温根湯温泉、サロマ湖、たまねぎ、ホタテ、白花豆など、新しい北見の資源を活用して産業の活性化を・・・。特産品や観光地を活かすことで、まちの発展の可能性が限りなく広がります。
◎これからの街づくり~大きな事業は別として、どこの道路を直したらよいか、除雪の順番はどうしたらよいかなどは、地域住民の皆さん(将来は小学校区を基準とした自治区を設定する)に決めてもらいます。このようなことは、これまで行政が全て決めていましたが、これからは、皆さんに優先順位を決めてもらいます。(例:①公園の新設 ②市道の補修 ③街灯の設置 ④、⑤・・・など)しかし、予算は限られていますので、その上位から市が執行するようにします。(しかし、全部やるのは無理です。)
阪神淡路大震災で一人の死者も出なかった地域があったそうです。同じ震災を受けた地域で死者がたくさん出た地域とそうでない地域がありました。前者は、マンションが建ち並び、大型スーパーがあるいわゆる近代的な地域で、後者は、古くからの商店街を中心とした古い町並みの地域だそうです。この違いは、普段からの近所付き合いにありました。地域住民の結びつきが強い地域では、地域住民が助け合って救助活動をした結果、一人の死者も出さなかったそうです。逆に隣の住人と挨拶も交わさない、顔も知らない。という地域は、災害時に弱いだけでなく、犯罪多発地帯でもあり、青少年の非行率も高いという結果が出ています。
私がすすめる街づくりは、住民の結びつきが強い“住民自治”の街づくりです。
◎合併のねらい~これからの地方自治は、これまでの国や道の下請けではなく、私たちにできることは、私たちがします。地方に任せてほしい。(権限の委譲)国や道に代わってやります。そのためには、3~4,000の人口の町では難しいので、ある程度の規模の都市でなければならないのです。
◎銀河線廃止について (藤井さんのおじいちゃんが質問)~市長になって、これが一番辛い決断でした。2~3年先送りすることもできましたが、乗客数は、銀河線がスタート時から比べると6割減なのです。このまま赤字を増やし続けて後の人に迷惑をかけるようなことはできませんでした。また、沿線の町長さんもなかなか廃止ということは言えないのです。それにバス転換しても赤字なのです。このままだと赤字はますます増えていきます。責任ある立場の者として(銀河線の社長)、断腸の思いで決断しました。この決断に至るまで一気に白髪が増えました。また、この廃止決断と同時に好きなたばこもきっぱり止めました。
さまざまな課題に精力的に取り組んでいる市長さんですが、報酬は30%カットだそうです。
この“ふれあい市長室”は、市政全般について市長と懇談することを目的に、各自治会を回っているようです。機会がありましたら、参加してみてはいかがでしょうか。懇談のほんの一部を紹介しました。
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