2016年11月4日金曜日

花だより イタドリ 斜里朝日小教育実践発表会

~平成11年度の作品~

【平成20年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
   朝日小学校教育実践発表会 (平成20年11月14日)  
《研究主題》 ~自分らしさを豊かに表現し合う子どもの育成~
   <自分の考えをはっきりともち、学び合う力を育てる国語科学習>
 “正しい日本語が使えない。コミュニケーションがとれない子供たち”
 今、教育が多くの課題を抱えていることは、マスメディアを通じすでに周知の事実です。特に注目されるのは、子どもたちを取り巻く言語環境の変化です。読書活動や人との会話を通して言語力を養うという経験が減る一方、子供たちは、テレビから略語や不適切な言語表現の影響を強く受けています。さらに家庭内でも会話が減り、携帯電話やパソコンのメール、テレビゲーム漬けによるコミュニケーション不足などから、言葉や文章を使った意思伝達の場が減少しています。こういった環境の中では、子どもたちは、正しい日本語を使えない。コミュニケーション(「話す」「書く」発信、「聞く」「読む」受信)がとれなくなっています。本校の子どもたちも例外ではありません。この現状から抜け出し、円滑にコミュニケーションできるようにするためには、書く能力を身に付けることが不可欠だと考えました。
 思考を整理し、書く訓練を重ねることにより、自分を素直に表現する力や相手の考えを正確に理解する力が育ち、豊かな人間関係を創り上げていくことができると考えます。
  《国語の授業(書くこと)について、意見交流》
 金田教育長さん、学校評議員の謝花さん、横山さん、そして、学力向上ワーキンググループ(PTA)門間さんも最初から最後まで参加していただき、授業交流会にも参加され、意見や感想を発表されました。
 「先生方は、1時間の授業をするのにこんなに準備をして、研究してやっているんですね。初めて知りました。そして、やった授業について、皆さんから意見を聞いて、よりよい授業にしていこうとしているのですね。感心しました。」と感想を述べていました。
 また、特別支援学級(さわやか・しなやか組)の授業も1時間じっくり見ていかれました。「先生方が根気強く、ていねいに指導している姿に感動しました。先生や親以外の多くの人にも見てもらい、学校の取組を理解してもらうと良いのではないですか?」というアドバスもいただきました。
 保護者の皆さんの参観もありました。「子供たち以上に先生が緊張しているみたい?」と言っていたお母さんがいましたが、全くその通りです。実り多い、教育実践発表会になりました。ありがとうございました。


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