【平成20年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《シリーズ「いきいき子育て」》 「疲れた。疲れた。」という子どもたち
今の子どもたちは、小さい頃から時間に追われ、遊ぶ時間も削られています。遊ぶゆとりのない子どもの中には、「疲れやすい」「何でもないのにイライラする」といったストレスを訴える子がかなりいます。“子どもまつり”の練習中でもこうした場面が見られます。
子どもは、ゆとりのある自由な時間を与えられることで、初めて心から遊びを楽しんだり創意工夫したりできるし、個性や創造性を伸ばせるのです。子どもは大人と違って、いくら遊んでも疲れません。他のことで疲れたら、思いっきり遊ばせることです。大人は、疲れたらいろいろな解消方法(?)がありますが、子どもは、体を動かして遊ぶことです。こう言うと、「勉強より遊び」と短絡的に考えがちですが、勉強する時間があって、そこから、ゆとりの時間を見つけて遊びを創造することが大切なのです。
ある学級に行って「学級閉鎖中、何をやっていたの?」と聞くと「宿題がいっぱい出ていたから、ちゃんと勉強もしたよ。」と答えた子と「おれね。ずっとプレステやってた。こんなにやったのはじめてなくらいやったさ。疲れたよ~!!」と自慢する子もいました。
~子どもの生活に時間とゆとりを与えることが大切です~
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