2016年11月9日水曜日

花だより ヤマゴボウ 今どきの病院

~平成12年度の作品~

【平成22年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
 ~今どきの病院~ 
 インフルエンザの蔓延でどこの病院も1時間待ちは当たり前のように混み合っているそうです。待合室で待っているだけで具合が悪くなってきますよね。だれも病院が好きだという人はいないと思いますが、子どもの頃一番嫌いだったのが、歯医者さんでした。
 学校の目の前に歯医者さんがあるのだから、歯石を取ってもらったり、歯周病も見てもらうといいわよ。」と4月から妻に言われていたのですが、子どもの頃のイメージが強くて躊躇していたのですが、先日、重い腰を上げて行ってきました。(何年も歯医者に行ったことがない。)
 まず、驚いたのは、玄関で消毒されたスリッパが自動的に出てきたことです。診察台に座ると目の前にモニターがあって、「口の中を写します。」と歯ブラシみたいなカメラで口の中を撮影すると瞬時にモニターに写し出されました。「この辺がひどいですね。このまま放っておくと大変なことになっていましたよ。」と脅かされましたが、なるほど映像を見せられると説得力があります。歯石を取った後、また、口の中を撮影し、その違いを見せてくれました。まさにビフォー・アフターです。
 「ほら、きれいになりましたよ。半年に一度こうして治療すれば、歯周病予防になっていいですよ。」と言われ、優しい対応と室内の明るい雰囲気にすっかりリラックスして、「はい、わかりました。また来ます。」と言ってしまいました。早期発見・早期治療を実感した体験でした。
 病院のイメージは、昔とは全く違います。網走厚生病院で人間ドッグを受けたときもオホーツク海を見渡せるラウンジがあって、サービスもよく、今どきの病院の経営努力は素晴らしいです。

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