2016年12月17日土曜日

花だより センリョウ 地域が子どもを守る

~平成12年度の作品~

【平成21年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
 *学校からのお礼は、“子どもたちの輝く瞳ととびっきりの笑顔をお見せすることです。”
    地域が子どもを守る ~潮見地区連 安心・安全へ団結~*
 「子どもの健やかな成長を願う懇談会」が28日夜、潮見コミセンで開かれました。(主催~同地区連 松里会長、懇談会実行委員会:佐藤委員長、地域全体で子育てや教育を話し合おうと毎年、懇談会を開いており、今年で26回目)
 会員をはじめ、町内の保護者や教育、防犯関係者ら約40人の参加がありました。参加者からは、携帯電話やインターネットなどの悪影響を心配する意見が出ました。
 ***インターネット・携帯電話は、子どもに勝手に使わせてはいけない!***
《だまされる》 インターネットでは、自分の本当の名前を言わなくても使うことができます。それを悪用して、うその名前を使って、人をだまそうとする人がいます。また、ホームページが写真や絵などを入れてきれいに作られていると、うっかりだまされてしまうことがあります。
 うその名前だけでなく、本当にいる人の名前を名乗って、その人になりすまし、悪いことをする人がいます。自分がした悪いことをその人のせいにするという許せない手口です。有名な会社になりすまして、利用者を安心させて悪いことをする人もいます。このような悪い人にだまされると、いろいろな犯罪の被害にあってしまいます。よく注意しなければなりません。
 インターネットを使っていると、まだ一度も会ったこともない人を信じるかどうか判断しなければいけないことが起こります。そのときは家の人や先生に必ず相談することです。大人でも、かんたんに判断できないことが多くあります。確かな道徳観や倫理観は、大人だから持っているとは限らないのです。社会や地域全体のモラルの向上が求められています。
 この種の問題が起きると、すぐ“学校で教育しなければならない。”と言われます。学校では、いじめ、不登校、不審者、携帯電話、インターネット、安全指導などの対策が次から次へと求められます。限られた時間の中で十分な対応ができないのが現状です。
 ただ、こうした問題を起こさないためには、悪いことをしてはいけない。他人に迷惑をかけない。卑怯(ひきょう)なことはしない。ごく当たり前な道徳心を持つことです。
 松里会長が会の冒頭「町内会や学校、家庭が協力し、地域全体で子どもの安全を見守ることが大切。みんなで団結して安心・安全な地域を目指そう。」と挨拶されました。そう言っていただける地域の中に潮見小学校あることを大変幸せに思います。
 「暗くなる前に帰る!」 ~最近、日没が早くて心配なんだけれども、遊びに来ている友だちに「帰りなさい。」となかなか言えない。こんなことが12月2日のPTA役員会で話題になりました。これこそ“地域で子どもを守る。安心・安全で団結”です。「暗くなってきたから、帰りなさい。」と言ってあげましょう!

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