2016年12月2日金曜日

花だより 友禅菊 クリスマス商戦始まる

~平成12年の作品~

【平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
***街中にクリスマスのイルミネーションが灯る時期になりました。***
“校長先生!「サンタさんなんかいない!」と言ったらダメじゃないですか。子供の夢を壊さないで下さい。” とK先生に言われました。
 「新聞におもちゃやさんのチラシが入ってくるけど、ほしいものに赤○つけて置いておきなさい。サンタさんはパパなんだから・・・」という話をうっかりしてしまって、低学年の子供と先生から大ブーインブを浴びました。これは政治家の失言と同じです。でも、「校長先生が“いない”と言っても本当にいるんだ!」と確信している子がいました。
 《映 画 ALWAYS~3丁目の夕日》 
 その中で、サンタクロースからクリスマスプレゼントに「万年筆」をもらってすごくうれしがるシーンがあったり、青森から集団就職で東京にやってきた女の子に町工場の社長さんが、正月に帰省する汽車の切符をプレゼントする場面がありました。昭和30年生まれの私にはとても懐かしく思いました。
 「欲しいものがあったら、クリスマスまで我慢しなさい。」と親に言われ、クリスマスが近づくにつれ、わくわくドキドキで、サンタクロースの存在を疑うことはありませんでした。そんな時代でした。そんなことをすっかり忘れていました。
 ガソリンや灯油の値上げでクリスマスどころではない!寒い寒い冬になりそうですが、子供の年に一度の“夢”だけは何とかしてやりたいものです。

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