閉校式 津別町立本岐小学校101年の歴史に幕
平成26年12月7日(日) 教頭として最初に勤務した本岐小学校の閉校式に行ってきました。津別から阿寒湖温泉に向かう途中にあります。昔は木材の街として栄えましたが、相生線が廃線になってから、さらに人口が激減し、児童数が13名になってしまい、来年4月から津別小学校に統合することになりました。
19年前に私が赴任したときは、まだ30数名の児童数がありました。校舎は、今でこそ近代的なモダンな建物ですが、当時はすきま風が入り込み、日本一寒い厳寒の陸別の隣とあって、廊下にこぼした水が瞬時に凍りました。当時は、まだ隣に中学校もあり、運動会は合同で行い、地域あげての大イベントで大変盛り上がったものでした。学校は地域の中心だったのです。
式典では、廃校を惜しむ声と時代の流れの中では仕方ないという両方の複雑な心境が語られていました。
1週間前には、同じく津別の活汲小学校が閉校式を行いました。27年度を持って、斜里の川上、以久科、朱円小学校が閉校になります。北見では日吉小学校が閉校になります。10年前は、管内には小中学校合わせて180校ありましたが、来年は140校を割ります。人口減少と少子化によるもので、仕方のないことですが、その地域の人にとってみれば母校がなくなるというのは非常に寂しいものです。
北小はこの後、1学年2学級400人台で推移しますが、文科省がいう適正規模は、1学年3学級です。
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