2018年12月4日火曜日

花だより サザンカ 孫が幸せに育つために


  孫が幸せに育つために
 孫におもちゃを買ってやると「子どもが欲しがっていたからといって、買わないでください!」と親から叱られます。じじばばの数少ない楽しみですが、やはりよくないでしょうか?
 今は一人の子どもが、“周囲に6人の財布を持っている”と言われています。両親と、その双方の祖父母の6人です。
 母親は、「ゲームソフトは買わない。」と言っているのに、いつの間にか子どもが持っている。「どうして持っているの?」と聞くと、「おじいちゃんに買ってもらった。」と言う。おじいちゃんに「どうして買うんですか?」と詰め寄ると、「たまにはいいじゃないか、子どもが欲しいと言うんだから」と、「子どもが欲しいと言ったら、何でも買っていいんですか?」と、思わずキレそうになるけれど、そこはふだん面倒を見てもらっている手前、あまり強いことは言えず、グッとがまんする。こういう場合は、どうしたらいいのでしょうか?
 やはり祖父母としては、基本的には親の方針を尊重して欲しいと思います。親が“ダメだ”と言っているのに、子どもに頼まれたからと言って、安易に買い与えているとすれば、それは問題です。
 しかし、祖父母としては、かわいい孫からねだられると、つい喜ぶ顔見たさに買ってしまう気持ちもよくわかります。ですから、孫は欲しいと言ってきたときは、まず、「お父さん、お母さんに聞いてみなさい。」と言うのがいいでしょう。また、親が決めた額以上は買わないとか、特別な日(誕生日、クリスマス、お正月、お祭りなど)のプレゼントにするなどが考えられます。
 クリスマス・お正月が近づいてきました。おじいちゃんおばあちゃんに教えてあげてください。

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