「あっ!そうか」と気づく 「いいねぇ~!」とほめる 「う~ん!」と考える 「えっ!」とおどろく 「おお~!」と感心する。
先生がよく使う言葉に「考えなさい」があります。ところで「考える」とはどういうことか、子どもたちは分かっているのでしょうか?
小学生が「考える」とは、“何か新しいことに出合ったときに、それと同じようなものやちがうもの(これまでの経験から)を見つけて、比べてみること”です。ですから、どれだけ多くの知識や情報があるかで、その考えが深まるかどうか決まります。豊かな創造力や発想力は、持って生まれた才能だけでなく、知識や経験から生まれるのです。小学生のときは、とにかく多くのことに興味を持って、多くの知識や情報を頭の中に詰め込むことが大切です。それは机上の勉強も大切ですが、体験を通して身に付けることが大事です。
「思考力」や「判断力」を重視する教育が求められていますが、その基礎となるのは、「知識・技能」です。それを疎かにしないことです。
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