2018年12月30日日曜日

花だより ホオズキ ベニベンケイソウ 今の小学生が成人を迎えるとき、どんな社会になっているのでしょうか?

  今の小学生が成人を迎えるとき、どんな社会になっているのでしょうか? 
「今、小学校に入学する児童の将来の就職先の65%は、現在はない職業である。」(アメリカ、キャシー・デビットソン) 
 アメリカで発表された論文です。信じがたい数値のように見えます。しかし、なでしこジャパンの高瀬愛実選手は、本校(北小)の卒業生ですが、当時女子サッカーのプロリーグはありませんでした。オリンピックにも女子サッカーはありませんでしたので、将来女子プロサッカー選手になろうなんていう夢は持っていなかったと思います。
 過日、病院にかかったとき、「次回から、受付は携帯電話できますが、どうしますか?」と言われました。インターネットなどの科学技術が進歩するとこれまで人がやっていた仕事を機械がやるようになります。現にお掃除ロボットが飛ぶように売れているそうです。12年後、16年後の社会がどうなっているか想像がつきにくい時代になりましたが、「はたらく」とは、周囲を楽にさせるもので、自分が楽になるためのものではないことは、どんな時代になっても変わりはありません。社会の変化に伴い、教育も変わってきます。単なる知識を覚えるだけではこれからは通用しません。これからの学校教育は、子どもに何かを教えるのではなく、子どもがどのように学ぶかである。興味や関心・意欲・態度、創造力、表現力が大切になってきます。


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