2018年12月21日金曜日

花だより シクラメン 「まる」と「四角」


 北小学校【まるい屋根の教育】 「まる」と「四角」の教育課程編成 
 効率だけを求めてもよい教育はできませんが、車のブレーキの「あそび(無用の用)」と同じで、「あそび」が大きすぎては、危険な車になります。
 まるい屋根のまるい部分は、四角があっての“まる”です。効率がよいのは四角です。校舎を見ても、丸みを帯びた建物は、温かさや優しさを感じさせていいものです。しかし、まるい建物はコストがかかるし、メンテナンスにも難があります。雨漏り箇所は全てまるい部分です。教育課程編成においても同じ事がいえます。学力が低い現状で、教科の時数を減らして学芸会や北っ子まつりなどの特別活動ばかり多くするわけにはいきません。
 学力向上には、・教師の指導力向上を図る。・指導力を補うためにTTなど複数で指導したり、少人数指導をする。・時間をかけて丁寧に指導することです。しかし、年間の授業日数は決まっていますから、その中でいかに授業時数を確保するか、各学校で工夫するところです。「ゆとり」とは、休みを取ることではありません。時数に余裕があることが「ゆとり」です。
 授業時数を確保するために夏休み、冬休みを削る。開校記念日も休みにしない。土曜授業(土曜日に参観日、遠足などの行事を行う。教員の振替は長期休業日)を増やすなどが動きがあります。教員の働き方改革と合わせて、大胆な取り組みと教員の意識改革が必要です。 
 

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