~ねこやなぎ~
「校長先生、春を持ってきたよ!校長室に飾っておいてね。」(2年生の女子)
一日の平均気温が5度を超えると、草木の芽が吹き出すそうです。
暖かい日があったかと思うと、急に寒くなり、玄関前は大変滑りやすくなっています。子どもたちもペンギンのようにヨチヨチ歩きで登校してきます。
滑って転んで頭でも打ったら大変です。ビリ砂利をまきましたが、送迎時は、くれぐれも注意して下さい。まだまだ春は先のようです。
「會古通今」
大学時代の恩師から手紙が届きました。
専攻は日本史で、担当教官は南部 昇という古代史専門の先生でした。当時先生は28歳、“北大から短期間限定で派遣されてきた足掛けの生意気な先生”というイメージで学生は見ていました。しかし、指導は厳しく、着任早々、日本書紀や続日本紀などの購読会が週に2度有り、その都度レポートの提出を課せられました。おかげで、大学時代が人生の中で一番机の前に座っている時間が長かったかもしれません。
“今、教育者は大変だ。上にも下にも、横にも斜めにも気を遣わなければならない。上だけに気を遣う人は楽だが、牧野はそうゆうタイプじゃないから…”とありました。
ちょうど様々な課題を抱え悩んでいるときでしたので、この言葉に勇気づけられましたし、反面、下や斜めにもきちんと気を配っていただろうかと反省もしました。いくつになっても先生は先生。教え子のことをよく観ているものだ。と感心させられました。
「會古通今」桑原翆邦先生の書が若松小学校の校長室に掛けてあります。なるほど校長室に掛けてある意味がやっと今、分かりました。
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