2019年3月14日木曜日
花だより ユキヤナギ ムラサキハナナ 卒業式 感謝の心を言葉にして伝える
卒業式
廊下に飾られている寄せ書きに「6年生は、私のあこがれでした。」と書いた5年生がいました。児童会、部活、少年団活動などで立派に最高学年としてのリーダーシップを発揮してきました。しかし、まだまだ未熟です。これからも家族に心配をかけ続けます。中学校では、これまで以上にしっかり勉強をしなければなりません。新しい知識を学ぶことで、より深く考え、正しい判断ができる大人になってください。そのために「精いっぱい」勉強してください。
家族に感謝すること
“ママは、若くして私を産みました。苦労して苦労して私を育ててくれました。夜遅く仕事から帰ってきて、辛そうにしているママの姿を見るのが嫌でした。ママは大変なんだから、自分はちゃんとしないといけない。と思っても、いつも言うことを聞かないで、反抗ばかりしていました。この前、中学校の制服とジャージをそろえました。スカートをはいたら、「女の子らしく歩くんだよ。」と注意されました。4月から新しい生活が始まって、中学生なんだなあと実感しました。将来は、介護士の仕事をして、ママに心配をかけないようにしようと思っています。”
卒業を間近に控えたある日、校長室に来てこんな話をした女の子がいました。卒業のこのときだからこそ、感謝の心を言葉にして伝えてください。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿