2019年11月4日月曜日

花だより この時期の校長の仕事 イヌダテ 菊


  研究会参加はロビー外交の場(人事情報収集の場) 
 この時期は、各学校の公開研究会、研究団体の全道大会、管内大会など多く開催されます。
 先月は、校長会の全道大会で旭川に、特別支援の管内大会で遠軽小へ、生活・総合の管内大会で網走潮見小、網走白鳥台小の公開研があって行ってきました。今月は、10月18・19日と生活・総合の全道大会で札幌へ、来月には、美山小、光西中、網走東小の研究会に参加予定です。旅費が全く出ないのがちょっと痛いのですが、校長がこの時期の研究会に参加するのは、校長が集まる場所でもあり、半分は人事情報収集が目的です。
 どこにどんな先生がいるか。参加者チェック、授業者の力量チェック、分科会での発言者チェックなど、校長としては重要な仕事です。
 “校長は普段は校長室で居眠りをしていてもいいが、人事だけは頑張って欲しい!”
 こんなことを言う人がいました。しかし、残念ながら校長に人事権はありません。特にここ数年は、具申すら満足にできない状況です。ですからあまり期待をかけられると辛いものがあります。
 “来る人より、出る人を大切にする” “異動希望者には、最善を尽くしなさい。”
 これはある先輩校長から言われた言葉です。長年にわたり、その学校のために尽くした先生の労苦に報いるためにも異動希望がかなうようにしてあげるのが校長の役目だというのです。皆さんの希望がかなうように頭を下げて回ろうと思います。
 遠軽の特別支援教育研究大会の講演は、「障がい者の“働く”を考える~雇用主の立場から~」(障がい者雇用の観点から、子どもが楽しく働くために)綜合テクノ株式会社社長 島野祐也氏の講演でした。一緒に参加した大川先生が、「講演で感動して泣いたのは初めてです。」と、とても感動していました。学校を空けて研究会に参加するのは負担になりますが、一年に最低一度か二度は、研究会に参加して勉強することは大切なことです。

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