2019年11月5日火曜日

花だより 函館ラ・サール マリーゴールド


~今の時代が求める真のエリートを育成 函館ラ・サールは全国屈指の進学校~
 有名私立高校を紹介した教育雑誌に掲載
 ラ・サールの印象で真っ先に取り上げたのが意外にも、“校舎内は廊下の隅々まで清掃が行き届く” 男子校らしからぬと言っては失礼かもしれないが、校舎内は廊下の隅々まで清掃が行き届いている。清掃は人の心まで清めると言われるが、人間力と人間関係力を高める寮教育の成果の一端が、生徒たちによる清掃にも現れていると感じる。
 “大部屋寮生活で人間力と人間関係が成長” 
 寮の生活形態に最大の特徴があります。中学1年生で84人部屋、高校1年生で30人部屋です。この大部屋の寮生活で学ぶことは極めて大きいと思います。この大部屋寮生活を通して、今の子どもが一番欠けていると言われる自立心と協調性が培われていくのです。現実問題として、大部屋寮生活は、生徒同士の喧嘩も絶えず、教職員の対応も大変だそうです。しかし、生徒がその一つ一つの悩みと苦しみを乗り越えることによって得るものは人生経験上、極めて大きいのです。寮生活の教育的効果は、お互いに信頼関係を構築し、尊重し合うこと、それが実社会で現れてくるはずです。
 セールスポイントが“難関国公立大学に多数現役合格者”なのかなと思っていましたので、真っ先にこのことが書かれていることに驚きました。有名進学校でも、掃除とか人間関係を大切にした教育が行われているのです。
 長い教員生活の中で、“礼儀正しく、あいさつがきちんとできて、掃除もていねいにする。それなのに勉強はできない。”という子を見たことがありません。私が考える学力向上策は、落ち着いた学習環境の中で、基本的な生活習慣をきちんと身に付けることです。それが“3つの「あ」を大切に”です。これができれば学力は自然と身につくと考えます。

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