~子どもの夢や希望に耳を傾け励ます~
不登校の原因が分からない女の子がいました。離婚が原因で不登校になる子が多くいますが、ところがその子は、離婚を機に学校に来るようになったのです。よく話を聞くと、離婚をする前は、夫婦仲が悪く、父親は家に帰って来なくなり、母親はいつもイライラしていた。子育てどころではなかったのです。考えた挙句一人で子どもを育てる決意して離婚しました。新しい生活を始まり、母親の精神状態が安定すると、子どもの精神状態も安定して学校に来るようになったのです。
今の子どもは冷めています。将来の夢や希望を持たず、難しい目標はチャレンジする前にあきらめてしまうと言われています。「将来の夢は、公務員になって、退職したら年金でのんびり暮らす。」とこたえた子がいましたが、今の子どもたちが年金をもらう頃、年金制度がどうなっているかわかりません。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望を持っています。どんなに小さく、どんなに変に思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けましょう。
また自分の経験や長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折に触れて話しましょう。そして、人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守りましょう。「オリンピック選手になるんだ!」「アイドル歌手になりたい。」と言っても「そんな夢みたいな話をするんじゃない!」と言わないことです。人類は「月に行きたい。」という夢を持ったから、現在の宇宙開発があります。
スペースシャトルディスカバリーの日本人女性宇宙飛行士山崎直子さんは「宇宙戦艦ヤマト」を見て、宇宙飛行士になる夢を持ったそうです。どうせ持つなら、大きな夢を持つべきです。それを受け止めてやるのが親の役目です。
~深まる秋~パークゴルフ場
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