石森じいちゃんの手
🤷♂️「おじいさんの手汚いよ。ちゃんと石けんつけて洗っているの?」
1年生が石森じいちゃんに言いました。すると「あのね。いくら洗ってもとれないんだよ。何年も何年も百姓をしているからね。土が手にしみこんでいるんだよ。」石森じいちゃんは、ごっつい手を見せながら、やさしくその子に話しました。
「今年の畑(若松小学校の教材園)は、雑草もあまり無く、いい畑だ!」と石森じいちゃんに褒められました。私も夏休みに草取りをしましたと言うと、石森じいちゃんに「わずかな面積の草取りをして畑仕事をしたとは言えない。」と言われました。
学校での菜園活動は、植物を育て、継続的に世話をすることで、生きていることの尊さや素晴らしさ、枯れたり死んだりすることの悲しさや恐ろしさ、農家の方の苦労などを自らの体験を通して学ぶことをとねらいとしています。また、こうした体験活動は、今問題になっているいじめ問題対策の“心の教育”につながるものです。
今年も収穫祭ができました。関わっていただいた方への感謝と収穫の喜びとこれまでの活動を振り返るものです。教材園で採れた野菜は給食のカレーの食材になりました。
😃「俺は90を過ぎたけど、まだまだ元気だ。来年の収穫祭も来るからな!」と颯爽と自転車こいで帰っていきました。
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