心の通う言葉を 「長い文章のブログは、誰も見ない!」
「内外教育」 12月18日付 教育研究会「立志社」主筆 岩井忠彦
メールやLINEは、早さが利点であるが、応答が遅れただけで人間関係が崩れることさえある。読み直しや言葉を選ぶための余裕がないからか、最近はこの種のトラブルが多い。先が思いやられる。
長い文章を読む、長文を書く、長時間に及ぶ話を傾聴する、などの経験が少なくなったことも背景にあるだろうが、行き届いた説明や表現よりも、速いこと、短いことを求めるのが社会的な現象になっている。そのため複数の単語を合わせた新語や片仮名表記や外国語、衝撃的で短い表現なども随所に見られる。
意見の主張や事務的な連絡なら、速く、短く、でこと足りるだろう。しかし、人間社会は複雑である。相手の心情を思いやり、言葉を選んで丁寧な文章を書くことなど、細やかな配慮が必要な場合も少なくない。
小学生もメールやLINEを使う時代である。学校教育にも活用すべきだ、という声もある。必要なことだが、そこには負の側面もあることを忘れてはならない。マイナス部分を補完し、問題点を解消するための手立てを講じなければ、将来に禍根を残しはしないか。
子どもの頃から優れた文学作品に親しみ、心の通う言葉の大切さを学ばせることなど、さまざまな方法があるはずだ。学校教育だけでなく、社会全体で考えるべき課題だろう。
このブログを始めたとき、先輩ブロガーから「長い文章は読んでもらえませんよ。」と忠告された。フォロワー数は気にしていないが、岩井氏の言う通りだと反省させられた。
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