威張らない人 ニトリ会長 「カンブリア宮殿」12月24日 編集後記 村上 龍
小学校から勉強はまったくダメ
就職も100社ほど回ったが、全部断られ「死のう」と
他にやることがなくなり、金を借りて商売を始める「ニトリ」の創業だ。
だが、対人恐怖症で接客ができない。
すぐ傍に1200坪の競合店ができた。
死ぬことばかり考えるようになるが、
そのころ、アメリカ西海岸の視察セミナーがあり、
参加して「ロマン」と出会う。
製造物流小売という世界初、他に例を見ない業態となり、
売上高6000億円に達する企業となった。
ただし似鳥さんは、ダメダメだったころの記憶がはっきりある。
だから絶対に威張らない。
似鳥昭雄さん(ニトリホールディングス会長:76歳)は、小学校6年生まで、自分の名前を漢字で書けなかった。脱いだ服はそのまま、片づけができない。自分が発達障害だと分かったのは、2・3年前にテレビを見ていて、自分と同じような人がいると思い、大学の先生に相談してからだという。
奥さんは、「あなたは、普通の人ができることはできないけれど、普通の人ができないことができる。」と言う。
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