2020年12月18日金曜日

花だより ネットが心の支えに フタバアオイ 苺

 



 ~ネットが心の支えに~
 モテるためのファッション雑誌などのユーチューブ、ツイッター、インスタグラムといったSNSで発信し、同世代からの支持を集める。総フォロワー数は150万人以上のユーチューバーゆうこすさん
🤷‍♀️中学生の頃は少女マンガが好きで、恋愛もしたくて、かわいくいたいと思っていました。でも、そうした行動が「ぶりっ子」と非難されました。
 当時はクラスメート30人が自分の世界の全て。みんなに嫌われるのは世界を追放されたようでつらくて、悪口を言っている子たちと一緒に居たくなくて。午後から学校に行き、部活動の吹奏楽に参加して帰る日々でした。
😂心の支えになったのは、インターネットでした。チャットにはまり、好きな音楽のサイトにコメントもしました。趣味や好みが合う人がたくさんいて、世界が広がったことで居場所ができ、安心しました。
😢高校2年でHKT48に入りましたが、辞めた後に事実無根の中傷がネットに書かれました。街行く人が自分を指さしてやゆしているように感じられ、人に会うのも苦痛になり、実家で1年間のニート生活を送りました。
😉私は、いまではSNSで発信して人から共感をいただいて活動できていますが、いま本当に悩んでいる子に、「つらい経験が将来プラスになるよ」なんて言えない。
👍でも教室以外のどこかに居心地のいい場所が作れれば、世界は明るく見えてきます。ネット上でもいいし、つらいときは病院などの専門機関に相談してほしい。しんどい思いを抱える人は、痛みを知っている。だからこそ、乗り越え、立ち直ることができたら、今の何倍も強く、優しくなれると思います。
 ネットが誹謗中傷を生むけれども、逆にネットで救われることもあります。新しい時代に入って、これをどう使うか。教育の課題でもあります。


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