今年の年賀状
現役の時は、300枚くらいの年賀状を書きましたが、昨年から100枚にして、年々減らしていくことにしました。友人からも「今年が最後にします。」と書かれてありました。
近頃は、単なる儀礼と考えてやめる人も多いようですし、代わってメールで新年の挨拶をする人が増えました。
年賀状 古くは、江戸時代にはあったようで、江戸商人たちが真っ先に送った先は、取引で思わしくなかった人やトラブルのあった人など、気まずい思いをした人たちだったそうです。なかなか出来ないことを、たじろがずに出す勇気、不穏な状態になったときの決断力!人情味のある江戸商人たちのこうした真の優しさこそ、粋で素敵なしぐさです。
最近は、手書きする人がめっきり少なくなりました。傾向として、パソコンで自分なりの年賀状を作るようになって、旅行に行ったときの写真や家族写真を載せているのが多くなり、達者に暮らしていることが分かります。この歳になって急に来なくなると「入院でもしているのか?」と心配になります。普段疎遠にしている人だからこそ、一言添えて、互いの安否を気遣い、新年の言祝ぎとその喜びを交わしたいものです。
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