「子どもに望むこと」を話す
子どもが育つ!簡単で大切な50の方法 ジャン・ダーガッツ著から
どんな親も子どもには、健康と長寿・性格のよさ・豊かな人間関係・物質的な充足・充実した仕事を望んでいます。親は、子どもの衣食住について恵まれることを願っています。
どんな親も子どもには、健康と長寿・性格のよさ・豊かな人間関係・物質的な充足・充実した仕事を望んでいます。親は、子どもの衣食住について恵まれることを願っています。
例えば、十分な食べ物、きれいな飲み水、清潔な衣類、安全な寝場所、暑さと寒さを凌ぐ冷暖房などです。
特にウクライナの今の現状を見ていると親が望むことは、こういうことなのだと実感します。
加えて、子どもが人間関係について恵まれることも願っています。いろいろな話ができる友だち、いっしょに働いて目標を達成できる同僚、人生について教えてくれる師。また、子どもが立派に仕事をして充実感が得られることも願っています。そして、子どもが立派な人格を形成することを何よりも願っています。正直さ、貞節、忍耐力、親切心、心の平和、喜び、愛情、郷土愛、ボランティア精神などです。
ところが、面と向かってこんな話を子どもにする親は少ないでしょう。しかし、こんな人物になって欲しいという思いを具体的に伝えるべきです。緊急事態でも冷静さを保つこと、他の人の不幸に同情すること、不正に対して怒りを感じること、困っている人を助けること、などなどです。
折に触れて子どもと希望を分かち合うことです。子どもは親が自分の将来のことを思ってくれていることに感謝し、自分の将来について真剣に考えるようになります。
折に触れて子どもと希望を分かち合うことです。子どもは親が自分の将来のことを思ってくれていることに感謝し、自分の将来について真剣に考えるようになります。
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