園内研修で研修部から学芸大附属幼稚園の実践(評価シート)が紹介されました。これは非常に良いことだと思いました。
筑波大付属小学校の研究会に2度行ったことがあります。人気の先生の教室には、参加者が廊下まで溢れていました。授業が終わると参加者が先生の周りを取り囲んだのです。スターに群がる芸能リポーターのように矢継ぎ早に質問が飛びました。これには驚きました。長野県から来たという中年の女性教員と話をしました。「授業を休んで、高い旅費を出してもらって来ているのだから、いっぱい学んでいかないと…。」と意気込みが違います。北海道の田舎から、観光気分で来ていることが恥ずかしかった。
大学(教育学部)の付属の学校(幼稚園)は、研究施設です。ここでの実践は、学習指導要領などに反映されたり、モデルになります。そして、教員はエリート集団です。実践内容だけでなく、研究の仕方、考え方、まとめ方など、学ぶことはたくさんあります。また、学ぶべきです。
ただし、付属の実践は、パリコレのファッションみたいなものです。着ているのは、身長180センチのスーパーモデルです。「いいなあ!」と思っても着こなせません。学んだことをどうアレンジするかが問われます。
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