2023年11月12日日曜日

花だより 学テの地域間格差 ダイモンジソウ ミヤマボウキ

 

      

 読売新聞 11月8日 「学テ地域差小中とも縮小」道教委情報共有『成果』 
小学校:国語~全国(67.2)北海道(65.8) 算数~全国(62.5)北海道(61.0)
 どの教科も全国平均を下回ったものも、その差は、初めて2.0ポイント以内におさまったとして、取り組みの成果は出ているとしたが、地域別、規模別に見ると、札幌市などの大都市や中核都市は、道内平均を上回り、規模が大きいほど平均正答率が高い傾向が見られた。
 比べて、地方のオホーツクは(小学校)全国との差は、国語(-4.9)、算数(-5.6)、根室:国語(-3.5)、算数(-7.7)、日高:国語(-4.2)、算数(-6.2)で、縮まったとはいえ道内の地域差は、まだかなりある。「小規模、少人数の方が目が届き、教育効果がある」とは言えないことは、これまでの学テの結果から分かっていたことだ。
 ちなみに中学校(オホーツク)は、国語(-3.4)、数学(-5.6)、英語(-6.6)だった。こうした結果を見たオホーツクの保護者は何を感じるのだろうか? 地域から学力向上の機運が一向に上がらないのが不思議でならない。
 人手不足が言われているが、企業が欲しているのは、能力のある優秀な人材だ。どんなに時代が変わっても勉強はしっかりしなければならない。教師は、教えなければならない。
 道教委は、学力向上策として「タブレット端末を使った指導が得意な教諭を各地へ派遣している。」と言っているが、タブレットを使えば、本当に学力が上がるのだろうか?  

  




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