70歳に近づき、人生の終盤を迎えましたが、「成熟」したとは全く思っていなくこの本に興味が惹かれました。
『人間にとって成熟とは何か』(曽野綾子著)
人が平等に年を取るが、しだいに人生が面白くなる人と、不平不満だけが募る人がいる。両者違いは何か?「正しいことだけをして生きることはできない」「『もっと尊敬されたい』という思いが自分も他人も不幸にする」「他人を理解することはできない」など、人はどのように成熟していくべきなのか、大人とは何かを説く、周りに振り回され、自分を見失いかけた人へ、生き方の指南本です。
人が平等に年を取るが、しだいに人生が面白くなる人と、不平不満だけが募る人がいる。両者違いは何か?「正しいことだけをして生きることはできない」「『もっと尊敬されたい』という思いが自分も他人も不幸にする」「他人を理解することはできない」など、人はどのように成熟していくべきなのか、大人とは何かを説く、周りに振り回され、自分を見失いかけた人へ、生き方の指南本です。
曽野綾子氏は、敬虔なクリスチャンですが、宗派を問わず「人の道」は共通しています。さまざまな角度から持論を展開しています。この本を読んで、自分はますます成熟には程遠いと思いました。こうした本が売れる背景には、多くの大人が道徳観を失いかけていることにあるように思います。
児童相談所に一時保護される子どもたちが急増してます。児童相談所預かりになった家庭ばかりでなく、子どもたちは、さまざまな家庭の事情を抱えているのです。何が起こっても不思議ではありません。不登校児童生徒も年々増加しています。
毎朝、子どもたちが学校に来ます。次の日も、また次の日も、それが繰り返されます。しかも子どもたちはたいてい無事です。もちろん無事でなければなりません。毎日の無事を日常と呼ぶのですが、日常とは奇跡かもしれません。人が成熟しないと社会は成熟しません。
児童相談所に一時保護される子どもたちが急増してます。児童相談所預かりになった家庭ばかりでなく、子どもたちは、さまざまな家庭の事情を抱えているのです。何が起こっても不思議ではありません。不登校児童生徒も年々増加しています。
毎朝、子どもたちが学校に来ます。次の日も、また次の日も、それが繰り返されます。しかも子どもたちはたいてい無事です。もちろん無事でなければなりません。毎日の無事を日常と呼ぶのですが、日常とは奇跡かもしれません。人が成熟しないと社会は成熟しません。
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