2023年11月19日日曜日

花だより 首相の給料UP ウメバチソウ

 

 首相の給料UPに「待った!」がかかり、UP分は返納するらしい?
 ある町の連合会長(組合)をしていたとき、町長さんの給与(報酬)を決める会議に出席することになった。事前に町職員に聞いてみると、「上げてください。そうしないと我々の給与の上がらない。」という。町のトップの給与の上がらないと副町長、教育長等の特別職、議員報酬、役場の部長、係長などの管理職の給与が上がらない(決まらない)。そうなると一般職の給与も上がらないというのだ。
 会議では、上げることに反対する意見も出たが、丁寧な説明(他市町村との比較など)を受けて、満場一致で示されたUP率で決まった。
 市長さん、知事さんもそうだろう。財政の厳しい自治体の首長さんの給与は、低く抑えられている。それほど大変な仕事をしているわけだから、それに見合った対価(報酬)があって当然だと思う。
 ベースUPを提唱している岸田首相が、自らの給与を上げないとか、返納するというのは、いかがなものかと思う。また、「国民の声を聴け!」と追求するのもどうなのか?ただ残念なのは、支持率が低いからこうなってしまった。これまでの政策の評価だとしたら、致し方ないのかもしれない。
 東大を出た優秀な人たちは、官僚になって日本を支えてきた。ところが官僚や政治家になるより、もっとお金になる職業はある。「志」や「使命感」だけに頼っていてよいのか?

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