こども園の職員は、町民すべてを知っている?
「11月から、〇〇の〇〇さんの孫の〇〇が入園してくるよ。」「そう、何人目の孫だい?」「2番目の〇〇ちゃんの子かい?」こんな会話が職員室で当たり前のように行われる。外様の私には驚きですが、うちの先生方は、地域のことをよく知っています。
阪神淡路大震災で一人の死者も出なかった地域があったそうです。同じ震災を受けた地域で死者がたくさん出た地域とそうでない地域がありました。前者は、マンションが建ち並び、大型スーパーがあるいわゆる近代的な地域で、後者は、古くからの商店街を中心とした古い町並みの地域だそうです。この違いは、普段からの近所付き合いにありました。地域住民の結びつきが強い地域では、地域住民が助け合って救助活動をした結果、一人の死者も出さなかったそうです。逆に隣の住人と挨拶も交わさない、顔も知らない。という地域は、災害時に弱いだけでなく、犯罪多発地帯でもあり、青少年の非行率も高いという結果が出ています。
小さい町にも良いところはあります。うちの町は、災害に強い町だと思います。
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