親子関係は同等ではない
親がテレビを観ながら、ゲームをしながら「勉強しなさい!」と言っても効き目はありません。親もがまんすることが大切です。子どもが勉強しているときは、親はテレビを消すべきです。ゲームをしないことです。子どもにお手伝いさせるときは、自分は休んでいるのではなく別な仕事をすることです。
どんな集団にも秩序があります。秩序を維持するためにはリーダーが必要です。親はリーダーでなくてはなりません。威厳がなくてはなりません。
横並びのグループは、何か問題が起こると右往左往するばかりでちっとも前に進むことができません。家族という集団の中で、親子が横並び(同等)になるのはよくありません。趣味や娯楽なら横並びで楽しめます。あるいは食べ物なら平等に分け合うことができます。しかし、何から何まで横並びだと、いざ問題が起こったとき子どもは親の言うことを聞きません。自分と横並びだと思っている親が説教をしても子どもは聞き流してしまいます。
親は各上でなければなりません。友だちのような関係は良くありません。家庭内でのリーダーは常に親であることを教える、示す必要があるのです。
威厳を感じるのは子ども側です。親があえて威厳を示すものではありません。威厳を示すとは、例えば、小さな約束一つとっても、きちんと守ることです。守れなかったときには、子どもであってもきちんと謝ることです。日頃の信頼関係が蓄積されて威厳になっていくものです。溢れる愛情を子どもに注いでいれば、子どもは親を尊敬するし、そこに威厳を感じるものです。
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