2026年1月19日月曜日

花だより 自分のからだを思い通りに動かす「調整力」は縄跳びで スノードロップ オモト

 


 4歳児が縄跳びの練習をしています。
 縄跳びを上手に跳ぶのに必要なのが「調整力」です。調整力とは、自分のからだを思い通りに動かす能力で、平衡性(体をバランスよく保持する能力)・敏捷性(体を素早く動かす能力)・巧緻性(からだを巧みに動かす能力)の3項目から成り立っています。これらが総合的に備わっていることが大切です。しかし、幼児のうちはこの能力が未発達で4歳児まではうまく跳ぶことができません。
 また、とっさに手や足が出ない、思わずバランスを崩しそうになるのは、調整力の未発達な幼児だけの問題ではありません。調整力は老化により衰えてきます。「園長先生、やってみて」、「どれどれ貸してみなさい。園長先生が見本を見せてあげる。」 やってみると3回くらいでひっかかってしまいました。老化現象が始まっていました。調整力のピークは20歳でそれから下降線をたどります。
 自分のからだを思い通りに動かす「調整力」はなぜ重要なのか? 
 人間は考えながら動くとき、まず眼や耳から入った情報が中枢で処理されて、どのように動けばいいのかという命令が筋肉に伝えられ、はじめて動作となって現れます。一見容易にみえる動作においても、常に強さ、方向、速さ、タイミング、持続時間などが的確に作動するよう処理されているのです。このようなことを何度か繰り返すうちに、その動作がプログラムとして記憶され、あまり考えなくても思い通りに動けるようになります。調整力が衰えていると自分のからだを上手にコントロールすることが難しくなり事故や怪我につながりやすくなります。この調整力を高めるには、縄跳びが効果的です。幼児期には大切な運動です。

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