2026年1月7日水曜日

花だより 保育現場の現状を分かってください みかん オトメコザクラ

  

 

 

 日本では様々な分野で人材不足が深刻で、幼児施設で働く保育者の不足も長年の課題です。保育は大変だといったマイナスイメージがあるからです。
 止まらない保育者不足
 
保育士の有効求人倍率は3.78倍(今年1月時点)。全職種平均の1.34倍と比べても非常に多くの求人が出されていて保育士不足は深刻です。 国の調査によると、保育士を養成する大学や短大など専門学校の入学者数も減り続け、2021年度は4万1082人でしたが、2022年度は3万8597人と約2500人減っています。 養成校の志望者の減少について、「保護者や先生の保育の仕事へのマイナスイメージがあると思う」「保護者、家族も含めたところにまで魅力を発信していく必要がある」「給与の話や仕事量が多い、労働時間が長いなど、保護者や進路指導者に対する正確な情報の発信も大事」などの意見があります。学生だけでなく、その周りの人たちの保育へのマイナスイメージをどう払拭していくかが課題です。
 保育現場もICT化で変わる
 
現在の保育現場には変化が見られています。 「ICT化が進んでいなかったのころは、全てが紙ベースで時間もかかったし、夜遅くまで勤務するのは当たり前でした。ICT化が進んでくると、どんどん早く仕事が進むようになってきています。 登降園はカードでピッです。外遊びに出かけるときにはスマートフォンを使います。毎日の記録はPCです。 園長は、「やはり命を守る仕事なので、とても大変です。しかし、ICT化により削減できるところがまだまだあります。「例えば、乳児保育で午睡(お昼寝)対応があります。子どもの心臓が止まってないか、息が止まってないかをICT化によりきちんと時間単位で把握することもできます。また、園で過ごしている子どもたちの様子を保護者に写真を送ることができるアプリなども活用し、保護者が迎えに来る前にその日の子どもたちの様子を確認できるようにすることで、業務負担の軽減とともに、保育士の保護者との関わり方にもメリットがあります。  
 徐々に変わる保育士の現場 国の施策は?
  こども家庭庁は、保育人材の確保のため、保育に関する計画や記録、保護者との連絡、子どもの登降園管理などの業務のうち必要なシステムの導入費用を支援するなど、保育現場のICTの導入を推進しています。 また、保育士らの人件費を5.3%引き上げる処遇改善などの動きもあります。変化する保育現場を正確に捉えてもらうことで、人材確保につなげる一方、こども家庭庁には、残業の見直しや保育士の配置基準の見直しなど、保育現場を働きやすい環境整備を期待します。

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