2016年10月17日月曜日

花だより シシャモ 児童会選挙

秋の味覚 鵡川の“シシャモ”

【平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》 ~児童会選挙~ 
「休み時間に低学年と高学年が当たり前のように遊んでいる学校にしたい。」
「全校みんなが笑顔で元気に学校に来られるような学校をつくる。」
「学年関係なく、みんなが仲よくできる学校にしたい。」
  後期児童会選挙と立会演説会が行われました。
 “明るく元気な朝日小学校をつくるために、私はこれまでの「あいさつ運動」をさらに発展させて「サンキュー運動」をします。みんなが感謝の気持ちを持つことで、明るく元気な学校生活を過ごすことができると考えたからです。”と自分の考えを主張する子がいたり、中には、“これまでの玄関での「あいさつ運動」では生ぬるい!ぼくは、朝、各学級を「おはようございます」と言って回ります。そうすることでみんながあいさつできるようになって、明るい学校になります。朝日小が明るくなれば、日本ばかりでなく世界が明るく、平和になります。”とスケールの大きい話をする子もいたり、「私は、公約したことは絶対やります。」と力強く言う子がいたりと、候補者それぞれがとても立派な演説をしました。
 前期の児童会長の公約は、全校児童が楽しめる「朝日オリンピック」と「A1グランプリ」の開催でしたが、これは既に実現しています。副会長の公約だった「校舎ピカピカ運動」ですが、「9月末までには実施したい。」と言っていました。 
 学校の活動のほとんどは、先生が決めますが、学校で唯一子供たちが自主的に活動するのが児童会です。前期と後期に分かれていて辞任することはありません。民主的な選挙で決めますが、「公約をよく聞いて、この人に任せたら、朝日小学校はよくなる。と思った人に入れましょう。」と言っても各学級から出馬するため、学級の人数の多い方が有利になります。
 自民党総裁選挙は事前に票を読むことができますが、児童会長選挙は、立候補者の出ない4年生の票をどう取り込むかにかかっています。児童会選挙といえども国政選挙並みの激しい選挙運動が展開されます。
 「体は小さいけれど、でっかいことやってみたい!」と言って支持を訴えた子がいました。「誰に投票するか決めた?」とある子に聞くと「うん、もう決まっている。でも、お父さんがね、『誰に投票したって、世の中そんなに変わるもんじゃない?』って言っていたけど、公約を実行するのは、自分たちなんだよね。」

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